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CV:島田彰

概要

『アクマイザー3』第12話「なぜだ?!ザビタン失明」に登場した半魚人に似た隊長怪人。頭と上半身が鱗で覆われており、口はスリット状になっていて、背中にある2本のボンベとは2本のチューブで繋がっている。ボディは緑色で、水色のマントをしている。

上司であるメザロードに敬語を使わないなど傲岸不遜ではあるが、自分が窮地に陥ると命乞いをして相手の油断を誘い、隙を見て奇襲を仕掛けるなど実際は小悪党な性格である。

武器はジャンケルと「ハンギョラーミサイル銛」を放つ銃口が3門ある水中銃。口のスリットからは黄色い毒ガスを吐き出す。

団地の給水塔に毒ガス装置を備え付け、水道管からの毒ガスで住民を抹殺する「ハンギョラー作戦」(ひねりのない名前だ)を任務とする。なおこの時発生した毒ガスは自身の口から出る毒ガスと同じ黄色である。


劇中の活躍

アクマ族の気配を察して本拠地のある湖に来たアクマイザー3をミサイル銛で襲撃し、ザビタンの上半身を負傷させる。一度は上陸したものの、特に攻撃を加えず撤退する。

アクマ族戦車で上陸してハンギョラー作戦を開始しようとした矢先、傷が癒えたザビタンの妨害に遭って窮地に追い込まれるが、「お前達の味方になる」と命乞いをして、ザビタンがザラードを下ろした隙に攻撃を再開するものの、失敗してジャンケルを落としてしまう。すると今度は「俺の計画をしゃべる」と言って図々しくも命乞いをするが、ザビタンに「もう信用はできん」と拒まれてしまう。しかし、自分の口の金属部分の発光でザビタンが一時的に失明してしまい、その隙にジャンケルを回収して逆襲を図るが、ダルニアの妨害に遭いやむを得ず退散する。

翌日、つばめヶ丘団地の水道に毒ガスを仕込んで住民に被害を出し、その後ジュンと美子を抹殺しようとしてまたもやザビタンの妨害に遭うが、先日の戦いでザビタンが光る物を見ると一時的に失明する後遺症を持っている事に気付き、ジャンケルの輝きでザビタンの視界を封じる。しかし、イビルガブラに囲まれてしまい、土下座をして命乞いを始め、彼らの攻撃が緩んだ隙に口から毒ガスを吐き出し、「この仕返し必ずするぞ!」と叫んで撤退する。

アクマイザー3の目を盗んで美子を拉致すると、湖の水中基地に彼女を連行し、彼女を救出するために(ザイダベック号を使わず素潜りで)基地に侵入したザビタンを迎え撃つ。メザロードのアクマの紋章でザビタンを苦しめようとするが、紋章の発光でザビタンの視界が封じられてしまい紋章は効果を失ってしまう。ザビタンノヴァでメザロードが退却すると、水中銃でザビタンを撃とうとするが、そこに団地の毒ガス装置を破壊し終えたイビルとガブラとダルニアが駆け付け、ザビタンに加勢する。基地から脱出して湖のほとりでアクマイザー3と対決するが、魔法陣アタックを受けて湖上で爆死した。

なおザビタンの後遺症は美子が回路を修復した事で完治した。


余談

毒ガスの散布になぜガス管でなく水道管を使ったのかは不明。


アクマイザー3の協力者である美子は残念ながら今回が最後の登場となった。


関連タグ

アクマイザー3 アクマ族 隊長怪人 半魚人


ウツボガメスカマクビガメ:団地で毒ガスを散布した怪人。

ユリシーズ(神話怪人):こちらは電話回線を介して毒ガスを散布しようとした。

ウォーターガントド:水中銃を武器とする怪人。こちらも毒ガスの散布を目論んだ(ただし乱気流を利用した)。

闇生物バジーザ:窮地に追い込まれると命乞いをして相手の油断を誘った怪人。なお裏モチーフはサメ怪人である。

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