概要
CV:加藤治
『ロボット刑事』第24話『バクライマン 焦熱作戦!!』に登場する、バドーのロボット。機雷のようにトゲの生えた頭部を持つ。腹と腰のベルトに名前通りの爆雷を装備し、これによる投擲攻撃を得意とする。
左腕は火炎放射器になっており、右腕からは相手を拘束する鎖を放つ。腹の赤いボタンを押すことで逃走用の気球を浮かべることができる(密閉型なのでガス気球と思われる)。
作中では複数の火災保険会社に「東京を焼け野原にする」「その場合保険金をいくら払うことになるか」と脅迫し、それが嫌ならとバドーに100億円を要求する作戦に協力。脅迫に屈しない保険会社と契約するビルを爆破、炎上させる。さらには見せしめとして社長を殺害した。
その後、警察の手が及んだ時点で秘密裏に作戦を遂行することができなくなったというバドー首領の意向により、K達、特別科学捜査室への「お礼」と称して芝家を襲撃する。だがそれをKに阻止され逃亡するも、逃げ切れずに対決する。
しかしKのジェットシャワー、消火液によって火炎放射と爆雷を無効化されてしまう。奥の手である右腕からの鎖でKを拘束するも、ドリルカットにより切断されてしまった。
それからはひたすら爆雷を投げつけるも、全て消火液で無効化、回避され、最後の手段とばかりにベルトごと複数の爆雷を投げつけ大爆発を起こすが、それさえもあっさりと避けられてしまった。
敵わないと悟り気球で逃げ出すも、Kのマシンガンで気球を爆破され墜落。パラシュートで降下するところを頭部機関砲とKミサイルで狙われ、破壊されてしまった。
工作員N5
演:山口暁
バクライマンと行動を共にするサイボーグ工作員。作中では主に会社との交渉を担当する。社員に成りすまし重役の側まで接近した後に正体を明かし、脅迫を交えた交渉を行うことが多い。モデルとなった社員をロッカーに閉じ込め、「〇〇君はここだ」と目の前に出して威圧することも。
高い変装技術を持ち、作中でも5人の人間になりすましており、自ら正体を明かすまでバレることは無かった。その変装能力を活かし関係者の暗殺も行う。
また戦闘能力も(戦闘員にしては)高く、バクライマンを援護し、逃走の手助けをすることもあった。最後は一方的にやられるバクライマンを見捨て逃げようとするも、Kのマシンガンで破壊されてしまった。
ザコ役の工作員でありながら強いインパクトを持つキャラクターであったが、演じる山口暁氏は後に仮面ライダーV3にてライダーマン/結城丈二を、電人ザボーガーでは主人公大門豊を演じている。