概要
オリョールクルージングの要領で2-2「バシー島沖」へ潜水艦隊で出撃するというもの。なかなか集めづらいボーキサイトを回収でき、デイリー・ウィークリー任務のための補給艦狩りもできるが、事故率が高いのであまり推奨されるものではない。
被害をあまり出したくないのであれば、重雷装巡洋艦2隻と潜水艦4隻で編成するか、潜水空母に瑞雲ガン積みで挑むのがいいだろう。
だが、艦これ第2期への移行に伴い、状況がガラリと変わる事になる。
艦これ2期でまさかの
2018年8月に『艦これ』第2期がスタート。この大型アップデートにより各海域の攻略が一からやり直しとなったばかりか進行ルートや敵の編成までもが変更されてしまったため、オリョールクルージング、「通称オリョクル」が事実上不可能になってしまった。
その理由としては
- 資材マスを通っても赤字になる
- 道中への輪形・単横陣編成の配置
- 輸送ワ級がMマスのみの出現になり「ろ号」等の任務達成の効率が悪化
- 駆逐イ級後期型と駆逐ロ級後期型が多数配置され、こちらの潜水艦をワンパン大破させて来る
等がある。
これによりオリョクルで甘い汁を吸い続けてきた多くの提督諸氏が落胆する中、代わって脚光を浴びる事になったのがこのバシクルである。
『艦これ』第2期の2-2「バシー海峡」では、最初の3つに分かれる分岐点で水上機母艦が一隻だとボス方面へのルート固定となるが、空母系3隻以上だと道中が1戦増え、ボーキサイトを獲得できるマスに辿り着く行き止まりのはずれルートへと向かうのだが、このはずれルートの戦闘マスでは輸送ワ級2隻か確定で出現する。このルート固定とボーキサイトマスにより、補給艦撃沈の戦果とボーキサイトを稼ぐ新たなバシクルが有志によって考案されることとなった。
・敵空母が居ない事
・制空権確保時に搭載数16機以下のスロットの艦載機が撃墜されない事
以上2点の仕組みを利用し、鳳翔、瑞鳳、祥鳳、龍鳳、大鷹改二、アクィラ、ガンビア・ベイ、千歳&千代田(「航」以降)といった低コスト空母3隻の16機以下のスロット全てに艦攻を載せ、後のスロットは電探等を載せる。
以上の装備を載せた空母3隻以上+潜水艦の編成でバシー海峡に出撃すれば、輸送ワ級2隻とボーキサイトを稼ぐことが出来る。しかも、艦載機が撃墜されないのでボーキサイトは黒字である…が当然燃料と弾薬は消費する。
更に後述の疲労蓄積もあり、燃料弾薬の消費と提督側の手間と合わせて旧オリョクルとは比べ物にならないほどに効率が悪い。そのため、旧オリョクルのような資源稼ぎとしての利用価値はなく、任務消化のためだけにしか用いられないのが現状である。
問題点
この新たなバシクルに対する問題点として以下の3点が囁かれている。
- 旧オリョクルよりも燃料と弾薬の消費が多い
- 艦隊司令部Lvの高い鎮守府では後期型駆逐艦が出現するため、先制攻撃で討ち漏らすと悲惨なことになる
- 道中は1戦のみなので疲労が溜まりやすく、連続出撃には複数艦隊の用意が必要(赤疲労上等のブラ鎮提督であったとしても疲労が溜まれば命中率も下がって効率も下がる。結局、連続出撃は意義が薄い)
改良型バシクル
潜水艦娘の代わりに、ドラム缶や大発動艇を満載したドラム艦を投入することで、ボーキ資源マスの収量を増やすことが出来る。その効果は意外と侮れず、ドラム缶10スロット分で+15にもなる。
そこそこの熟練度が有れば空母以外は全員ドラム艦とすることも可能だが、事故率低減や被害担当として一人は潜水艦を配備するのも悪くない。その場合でも内火艇を搭載しておくとボーキ収量増加に寄与できる。
任務「あ号」「い号」「南西諸島海域の制海権を握れ!」の消化
『艦これ』第2期におけるこの任務の消化には2-1「南西諸島近海」が推奨される。この海域も最初の分岐で空母三隻以上を含む艦隊の場合は輸送ワ級エリート2隻と軽母ヌ級エリート一隻が狙え、潜水艦6隻か空母一隻or戦艦一隻を含む場合はボスまでルート確定でき、道中マスとボス戦マスの2戦で空母ヲ級eliteと軽母ヌ級elite合計4隻が狙える。ただし、駆逐艦後期型が含まれる敵編成が有る為、潜水艦6隻でも事故率は高い。途切れない出撃の為には補欠を上手く運用したい。