概要
聖剣伝説の初代から登場しているジャック・オ・ランタンに酷似した何か。ナンバリング毎にモンスターだったりアイテムだったりと立ち位置がブレブレだが、少なくともビジュアルはほぼ変わらないオレンジ色のカボチャ。
由来は定かではないがアメリカの模擬原爆であるパンプキン爆弾かもしれない。第二次世界大戦中に米軍が開発・使用しており、実は日本に対しても50発近くが投下された兵器で相応に犠牲者も出している。コンシューマーゲームに流用する単語にしてはデリケートというかポリコレの面でリスクがありそうだが、令和に制作された聖剣伝説VISIONSofMANAにも引き続き登場している。尤も、兵器の名前について言い始めたら軍隊モノのゲームや創作は全て検閲対象くらいになってしまう。見た目は完全にジャック・オ・ランタンなので過敏になる必要は無かろうが、思わぬ誤解を招かないよう作画や文脈などには配慮を欠かさないようにしたい。
聖剣伝説
クルクル回りながら時々ジャンプするだけの雑魚モンスター。「ボム」というが爆発はしない。
聖剣伝説2
空を飛びながら突撃してくるアグレッシブなカボチャ。本作は木属性魔法『バースト』を使用し爆発するようになりダメージ量は結構痛い。ダックソルジャーが召喚することもある。
上位種に緑色のグレネードボムが居て『バースト』の他『カウンタマジック』も使用。
聖剣伝説3
なんとブラックマーケットで普通に店売りされる投擲アイテムに変更。木属性ダメージで威力がそこそこある上にMP吸収効果もあり、ビルとベンくらいまではコレ一本で押しきることも可能。
ローグの改造武器として緑色のグレネードボムも引き続き登場、パンプキンボムよりちょっとだけ強力で、カラーリング含め2のデザインと設定を踏襲している模様。
ちなみにダックソルジャーとダックジェネラルも投げつけてくる他、ジャック・オ・ランタンの親玉とも言えるビジュアルの神獣ミスポルムもパンプキンボムとグレネードボムの両者を使用してくる。
リメイク版ではパンプキンボムとグレネードボムの両者の基礎攻撃力が一緒になったが、何故か適正レベルで投げると雑魚を一撃で吹き飛ばす程度の破壊力になり、難易度ハード以下くらいならコレ一本で戦えるほどになった。ファンタジーゲームの風情も吹っ飛ばしている気がしなくも無い。
なお弾数が足りないor木属性無効なら威力が近いハンドアックスに切り替えという手段もあり、斧とカボチャを投げまくるスタイルは俗に蛮族戦法などとも呼ばれる。
聖剣伝説LEGEND OF MANA
こちらではビジュアルはそのままにペットのエサとして登場。オレンジ系で、ステータスは力と精神が、性格は熱血・傲慢・策略・怠惰がそれぞれアップ、ダウンは無し。熱血とそれ以外が割と相反している気がするが…。
この他、バドとコロナとの初対面になるイベント『小さな魔法使い』にて、バドがドミナの広場にパンプキンボムと思しきカボチャを大量に並べる迷惑行為?を働いている。LOMのパンプキンボムは爆発しないので特に心配は無いのだが、3(特にToM)の世界線だとワンチャン世界征服できなくはない火力なので、バドの発想は強ち「バッカみたい!」とも言い切れないかもしれない。
聖剣伝説VISIONSofMANA
ふたたび雑魚モンスター、というかノーマルモンスターとして登場。また自爆するようになった。
ドロップアイテムの魂石を『パンプキンボム召喚』(ジュリ)に交換でき、火属性ダメージ召喚として使える。