プロフィール
概要
代々白夜王国に仕える侍一族の出身。
あまり物事を深く考えない世間知らずなところがあり喧嘩っ早い一面があるが、人望は厚く裏表がないさっぱりした性格であるため、タクミをはじめ仲間からの評判はいい。
良くも悪くも純粋であり、独特なカゲロウの絵をかっこいいと評したり、オーディンの怪しげな呪術に感動し弟子入りを志願したりしている。
また美人にめっぽう弱く、安易な売り文句に騙され余計な買い物をすることがしばしば。そのことをアクアやモズメに注意されているが、本人は全くこりておらず「美人に悪人はいない」と断言している。
ストライクゾーンはかなり広く、可憐なサクラから大人の魅力溢れるオロチやカゲロウまでカバーしている。
昔墓地で遊んでいた頃、白い着物を着た女性の幽霊と遭遇しているが、俺に気があったのかもなと幽霊だと全く気づいていないようである。
主君のタクミを尊敬しており、髪はタクミ同様一つ結びにしている。が、あまり身だしなみに気を遣わないため髪はボサボサである。タクミとは主君であり友人のような関係で、昔タクミを引き連れ各地の道場に出稽古という名の道場破りをしていた。口論になることもあるが、タクミが好きな将棋で仲直りしているという。
幼い頃雪が多く積もった日にはかまくらを作り、雪が止んだ翌日には作ったかまくらを壊して遊んでいた。それが原因でかまくらの中にいたタクミを生き埋めに仕掛けたことがあるが、ヒナタはそのことに気づいておらず、タクミも犯人がヒナタだとは知らない。
同僚のオボロがタクミに恋心を抱いていることは知っており、オボロとの仲は良好だが、時折彼女が暗夜と敵対したときに見せる魔王のような顔にはびびり気味。
タクミと違い主人公のカムイに対しては最初から好意的に接してくる。タクミからはあまりいい話を聞いていなかったようだが、初対面でカムイをいい人そうと評している。しかし、敵対する暗夜編ではタクミやオボロ同様、明確な敵意を向けてくる。
結婚すると息子のヒサメが生まれる。ヒナタとはあらゆる点で正反対。
なかなか会えなかったため、自分の愛刀に「ひさ丸」と名付け代わりに可愛がっていた。ヒサメの愛刀にも「ひな丸」と名付けようとしたが、恥ずかしいからと却下された。実はヒナタ本人も恥ずかしいと思っている。
ちなみにヒナタとヒサメの中の人は同じである。これは元々二人が双子の設定だったため。
ユニット性能
初期兵種は侍。いわゆる剣士である。
ちなみに別素質は鬼人。
HPの伸びが著しく、次いで守備・幸運が伸びやすい。
反面剣士にとっては欲しい能力である力の伸びは平均的であり、技と速さがとにかく伸びない。
この為侍職の成長補正と合わせてバランス良く成長する。…というよりも補正が合わさった結果全体的にいまいち物足りない成長バランスになってしまい、ぶっちゃけよくヘタれる。
そもそも何故か尋常じゃないほどに成長率自体が低い。なんと呪われて成長しないという設定のニュクスと同値の合計235。
相方であるオボロと比べると実に45もの大差をつけられている…どのくらいかというとレベルMAXのステータス合計期待値が18違う
暗夜編や王族最強戦などで登場した際も基本的にHPと幸運以外でオボロに勝るステータスがない。どういうことなの・・・
そのせいで付いた渾名が「ピンピンオウヨ」。レベルアップ時に能力が2つしか上がらず、そのあとにヒナタが「オウヨ!」と応える…というのがしょっちゅう起きるため。
初期職としても、白夜の侍には全体的に超性能かつ専用武器持ちのリョウマ、能力とスキルに噛み合った成長をするカザハナが存在する為、どうしても中途半端な立ち位置に収まってしまう。
前述の通り別素養は鬼人であり、主に伸びる能力が意外と鬼人向きなので修羅にクラスチェンジして壁役にしてしまうのも一興である。
優秀なスキルであり侍職とも相性のいい「鬼神の一撃」や「槍殺し」を自力習得できる為侍職に戻してもいいが唯一の初期兵種・鬼人の耐久が伸び悩みすぎる為(特に白夜では)大体そのままで運用される事が多い。
侍職のままにするならばクラスチェンジ先は伸びる耐久面を活かした「兵法者」が向いている。
一応「待ち伏せ」や「清流の一撃」で回避や迎撃に関してはある程度どうにかなる為、思い切って「剣聖」にしてしまうのも一つの手だが。
バディ候補は意外に多く、主君のタクミ・ツバキ・ニシキ・オーディンの4人。
珍しく1人も素養が被っていないため、習得できるスキルの幅はなかなか広い方。
但し技の伸びは前述通り悪い為技依存のスキルは有効活用し切れない可能性が高い。
固有スキルは「悪あがき」。
剣・槍・斧によってHPを半分以下まで減らされると、受けたダメージの半分を敵に与える。
所謂カウンターの性能弱体版だが、対象の武器が制限されている事・最大活用の為には大ダメージを受ける事前提になる事など、使い勝手はあまりよろしくない。
むしろ敵として出てくると厄介なスキルとなることを覚えておこう。
彼の名を冠した武器である「ヒナタの猛刀」は自分から攻撃をするときのみ武器威力が2倍と非常に攻撃力が高い業物である。しかし、ヒナタの性格が刀にまで現れてしまったのか、装備中は守備、魔法防御がともにマイナス3されてしまい、加えて追撃不可能、更には戦闘後使用者の力、技のパラメータが一時的に下がるというクセの強く使いづらいものとなっている。だが、ヒナタの仲間思いな性格も現れているのか、攻陣の後衛時に使用した場合、デメリットなしでこの武器を扱うことができる。積極的にバックアップさせるのがいい運用法か。
ヒーローズ
破天荒な侍 ヒナタ
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 旭日の剣→ヒナタの猛刀(専用) |
奥義 | 大盾 |
A | 獅子奮迅3 |
B | 差し違え3 |
配信開始時から実装されている。
ステータスはHP・守備が非常に高く、守備に至っては重装である漆黒の騎士すら上回る基準値36を誇り、歩兵剣としてはぶっちぎりの高さを誇る。
ミッション限定キャラを除けば次点のアイクが32なのでいかに高いかお分かりだろう。
しかも武器が相性補正の幅を大きくする「旭日の剣」であり、斧の通常攻撃ではまず傷一つ負わない無敵の防御力を発揮する。
反面、速さ・魔防は低く攻撃も並程度。いくら有利でも緑魔法の相手は厳しく、攻撃性能の低さから同じ剣同士でもジリ貧に陥りやすいため、扱いが難しい。
一方で、有利な相手にとことん強いため、相手を見てから編成できる縛鎖の闘技場などでは居ると役立つ部類である。
FEHにおける彼を語る上で欠かせない要素として、戦闘後ダメージを受けるかわりに攻撃・速さ・守備・魔防を上げる非常に汎用性の高い(ただしヒナタとの相性はあまり良くない)スキル「獅子奮迅」を持っている。他にもこのスキルを持つユニットはいるが、ヒナタは唯一☆4で獅子奮迅3を取れるうえに☆3排出があり入手しやすいため、スキル継承要員として重宝されている。
このことからネタ的な意味をこめて「わざマシン」呼ばわりされることもしばしば。公式4コマでもこの件がネタにされ、召喚師から「獅子奮迅師匠」と崇められスキル継承を土下座でお願いされた。
長らく素材キャラ扱いをされてきた彼だが転機が到来。17年8月に追加された総選挙アイクが持つ、
「攻撃された時に守備をプラスし、更に必殺カウント数を1多く減らす」スキル「金剛の呼吸」を継承させる事で、
耐久性能を上げながら奥義を連発出来るようになり、並の攻撃力と遅い速さが災いしダメージを取れなかった問題点を解消出来るようになった。
武器を「奥義カウントを1減らす」効果を持つ「キルソード+」を持たせ、「守備の割合値をダメージに加算」させるカウント3奥義・緋炎を継承させると事実上反撃が必ず奥義となり驚異的な火力を生み出すことができる。
そこに「攻撃された時HPが一定以上なら絶対追撃」が出来るスキル「切り返し」を継承させた時の爆発力は剣キャラクター随一であり、地雷戦法が非常に強力なキャラに変貌した。
ただし、上記に挙げたスキルは☆5限定排出の総選挙アイクを筆頭にすべて☆5に覚醒した英雄からしか継承できないスキル(切り返しに限ってはLV2までは☆4英雄から継承可)の継承が必要不可欠なので愛は必要である。
また、18年1月下旬に追加されたミルラの固有装備である神炎のブレスには守備が5以上低い相手の追撃を封じるという効果があり多くの剣キャラクターが追撃を封じられてしまう中、守備が抜きん出て高い彼は追撃を封じられにくく武器効果も合わさり安定して彼女の相手が出来ることから密かに人気が高まっている。
そのヒナタであるが2018年10月に召喚士全員に星4ヒナタが無料で貰える特別ミッションが実装。秘伝書作成では主人公のマルスとロイを抜いて堂々の一位。一位で嬉しいのかまたはネタにされて悲しいのか複雑な思いである。
2019年2月のアップデートでは専用武器「ヒナタの猛刀」が追加された。敵から攻撃された時に攻撃と守備が上がる効果を持つ武器で、特殊効果錬成では「獅子奮迅3」の効果が追加される。
侍新郎 ヒナタ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/歩行 |
武器 | 大きな扇子+ |
補助 | 相互援助 |
A | 攻撃守備の絆3 |
C | 近距離警戒3 |
2020年5月に登場した花婿姿の超英雄。戦渦の連戦の報酬として配布される。