概要
全長4~6mほどの中型の鎧竜で、名前は「森のトカゲ」という意味。
最初期に発見・命名された恐竜の一種で、メガロサウルス→イグアノドンと来てコイツ恐竜の1つであり、イギリスのリチャード・オーウェンが「恐竜」という単語と分類を制定した時に堂々と発表された。
見つかっている化石は部分的で、頭骨は見つかっていないが、首や肩、背中に、円形や楕円形の骨板が不規則に散らばり、背中に沿って内部が空洞になった骨片が対に並んでいた事が判明している。防御力が高そうな骨板に加え、肩の辺りからは大きなトゲが水平に突き出ており、威嚇ないし反撃に役立てたようである。