概要
ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたピグモンの擬人化キャラクター。
なお、原画展で行われた人気投票では第1回の時点で6位にランクインとそこそこ健闘。
女性からの人気がぶっちぎりで高かったらしく、女性票に関しては全キャラ中1位だったようだ。
原作での健気な活躍ぶりに加え、どこか守ってあげたくなるようなキュートなデザインが女子たちのハートをきゅんとさせたのかもしれない…とのこと。
第2回原画展での人気投票ではやや順位を落としたものの、8位とベスト10にはかろうじて残っている。
そして、第3回原画展ではアニメでの可愛らしい活躍により一気に注目と人気が集まったのか、ゼットンやガッツ星人を差し置いてとうとう1位に選出されるという快挙を達成した。
2016年にはデザインを手がけた爆天童氏描き下ろしのイラストの描かれた抱き枕が発売され、これまでにないセクシーな表情・ポーズを見せている。
アニメ版
ピグモンの魂を受け継いでいる怪獣娘。
カイジューソウルの内容は、「人のことがとっても大好き」という人類愛、あるいは奉仕精神。
本名は岡田トモミ。下の名は「友好」の「友」を思わせるほか、「岡」という漢字がピグモンの顔に似ている⁉
9月4日生まれのO型で、国際怪獣指導組織「GIRLS」の指導係兼マスコット。
「がんばってくださ~い」が口癖。
新人のかぷせるがーるずに怪獣娘としての基礎知識を教えた。彼女たちにとっては経歴的にも年齢的にも先輩に当たる人物であるが、(怪獣のピグモンは、「人間の味方の怪獣」と言う意味ではカプセル怪獣達の先輩にあたる)ミクからは「ピグモンさん」→「ピグモンちゃん」というかなりくだけた呼ばれ方をしている(本人も別段そのことを気にしているような素振りはない)。
マイペースでいつも笑顔だが、先輩だけあって時には芯の強さを見せることも。
怒るときはきちんと怒るが、仕草や容姿の関係でまったく迫力がなく、逆に「可愛い」とまで言われる始末。また、本人は自覚していないが、やや天然ボケの気がある。
一方で、新人であるかぷせるがーるずに対して、暴走して街で暴れている怪獣娘を見かけたら止めるようしれっと笑顔で命じるなど割と容赦のないところもある。
怪獣娘ながら身体能力は低く戦闘は苦手。それ故か、シャドウとの決戦では戦いには加わらず、ザンドリアスと共に戦いを見守っていた(一応、声援を送ったり、シャドウビーストが接近していた際にはメッセージで警告を送ったりはしている)。
人懐っこい性格の持ち主で、怪獣娘に覚醒できたきっかけも「人のことをとっても大好きだと思った時」だったとのこと。そのためなのか、人を惹きつける不思議な魅力があるらしく、第4話の秋葉原駅での広報活動の際には、大勢の子どもたちに風船を配り歩いており、かぷせるがーるずの面々から感心されていた(ちなみに、この風船は本人曰く「怪獣の力で作っているので、いくらでも取り出せる」らしい)。
また、同エピソードのクライマックスで、ぴょんぴょん飛び跳ねながらミクを叱っている様子は必見。
「チラシ配らずにばら撒くだなんて!! ピグモン怒っちゃいますよ~!!」
「も~!! すっごい怒ってるんですからね~!! も~!!」
その可愛らしさと、ここぞと言うシーンで入るピグモンの鳴き声のSEも相まってファンからの人気も高く、dアニメストアの人気投票では3位にランクインしている。
さらに、とうとうかぷせるがーるず3人を差し置いて、登場キャラで唯一キャラソンが発売されている。
本編では語られていないが、設定によれば、GIRLS発足時のメンバーの1人で、メンバーの中ではかなりの古株であるらしい。このため、見た目からは想像できないが組織内ではかなりの重鎮ということになる。
アニメ2期では変身シーンが新たに制作された他、後輩の怪獣娘たちをトゲがついた明らかにヤバそうな特訓マシーンに乗せたり、途中でズルをした子には「風船」という名の鉄球を付けさせるペナルティを課す等、鬼畜度が増している。
そうした描写からか、2期のラジオ番組『怪獣娘 ~ウルトラ怪獣ラジオ化計画~』では、MCの白石稔から「ある意味この作品で一番腹黒いキャラかもしれない」と言われてしまっていた。
なお、4話ではエレキングと「もう! ジーッとしてられないんだから!!」「ドーにもならないしね」というどこかで聞いたようなやり取りを交わすシーンがある。