ファルカリウス

ふぁるかりうす

白亜紀前期の北アメリカに生息していた中型のテリジノサウルス類である。

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概要

全長4mほどの中型のテリジノサウルス類である。

同じ北アメリカに生息している後のノトロニクスよりは原始的と見られる本種は、体形は肉食恐竜の特徴を残すものの、植物を消化するのに必要な長い腸を収める幅広い骨盤、上下の歯は木の葉のような形をしており、植物をすり潰すのに適した歯をしていることから、植物食の恐竜と考えられている。テリジノサウルス類は肉食恐竜を祖先に持つと言われており、本種は肉食から植物食に移る途中の種と考えられている。