概要
自身の名を冠する「ファーガス海賊団」の首領。
海賊らしい立派な髭面とバンダナが特徴で、ボロボロながらも立派なコートをまとっている。
七つの海を渡る海賊であるが、略奪行為などはしていない。
義に厚い性格で、気に入った相手ならどんな協力も惜しまない。
縁起を重んじる船乗りでありながら、宗教上の禁忌を無視してまでもダーツを救った過去がある。
16章外伝の港町バドンで、「魔の島」に渡りたいというエリウッド達と出会う。
その為にエリウッド達に10万ゴールドもの大金を吹っ掛けるが、エリウッド達の意志の強さを目の当たりにして考えが変わり、
金ではなくあるゲームを持ちかけ、エリウッド達はそれで済むならとゲームを受けた。
ちなみに、エリウッド(ヘクトル編ではヘクトル)は闘技場で10万G稼ごうとしていた。
そのゲームとは「海賊団のメンバーの妨害を跳ね除けて、ファーガスの元までたどり着く」というもの。
そのルートは2つあるが、中央のルートには非常に強力な面子が揃っているので、自信が無ければ外周を進むもう一つのルートを通るほうが良い。
数ターン経過するとダミアン率いる部隊が乱入してくる(なお、ダミアンらは黒い牙の一団でありファーガスとは何も関係ない)。
ファーガスの元までたどり着き、彼に話しかければ終了となる。
ただ、開始前にダーツに言われる通り間違っても彼に攻撃をしてはいけない。彼に攻撃した瞬間、魔の島に渡れなくなりゲームオーバーになるからである。
彼は戦いを挑んできたわけではない。ただゲームをしているだけなのである。
無事にゲームを乗り越えた後は約束通り魔の島へと船を出してくれる。
その後、部下のダーツを仲間に預けてくれる。
その後はしばらく出番がなかったが、終盤もう一度魔の島に渡る際に登場。
重要人物であるニルスの保護を任されるが、ニルスの気持ちを察してか、渡すもの(地の刻印)があると言ってニルスをエリウッド達の元へと送り出した。
また、ダーツが生存していれば、別れ際にその身を気遣い、一声かけている。
なお、後のファイアーエムブレム風花雪月では、彼と同じ名を冠したファーガス神聖王国が登場する。
驚異の能力値
ファーガスのもう一つの顔、それは烈火の剣きっての凄まじい能力値の持ち主であるということ。具体的には以下の通り。
ちなみに職業は狂戦士、レベルは18である。
HP | 力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通常 | 58 | 24 | 15 | 14 | 15 | 18 | 17 |
エリウッド編ハードモード | 85 | 30 | 28 | 24 | 15 | 22 | 21 |
(参考)狂戦士の能力上限 | 60 | 30 | 29 | 28 | 30 | 23 | 21 |
お分かりいただけただろうか。
物語中盤という登場タイミングではあり得ないレベルのステータスを持っている。
ノーマルの能力値の時点で、この段階で挑むべき相手ではないという事が分かる筈である。
エリウッド編のハードモードに至ってはHPが完全に限界を振り切り、他もMAXもしくは限界直前まで伸びている。
これは、ラスボスである火竜のブレスを素で2発も耐えられる能力値で、武器によっては単機特攻かつ1ターン撃破さえ可能になる。
もう彼一人で世界を救えるんじゃなかろうか。
勿論、このステージにもある闘技場を活用して彼に挑み勝つこともできなくはないが、そこまでして彼に勝ったとしても待つのはゲームオーバー一択。
ヒーローズ
バドン海の首領 ファーガス
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/歩行 |
武器 | 海賊の長の大斧(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 攻撃守備の万全3 |
C | 歩行の鼓動3 |
2023年11月の大英雄戦で登場。念願の操作キャラに昇格。
ステータスは攻撃守備はかなり高く他は平均値。攻撃は63で全斧ユニットで水着エフラムと同率一位。
専用武器はキラー武器効果とターン開始時に周囲3マス以内に味方がいれば自分と周囲3マス以内の味方に攻撃守備+6と周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能付与。もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつ絶対追撃に拍節効果。奥義カウント操作も動じずに火力ある攻撃を与える。しかもワープも出来る徹底ぶり。
魔防の耐久面はそこまで優秀でもなく、速さも中途半端なため見切り追撃効果に刺さりやすい。
当然ではあるが今作では彼を攻撃してもゲームオーバーにはならない。多くの召喚士どころか、担当絵師ですら懸念していた原作要素ではあったが、今作では思う存分彼と力試しが出来る。
関連項目
ヴィガルド、鱈知乃九炎…同シリーズの中の人繋がり