概要
『スーパーペーパーマリオ』に登場するキャラクター達で、マリオ達の冒険を手助けしてくれるサポートキャラクター。前作や前前作の仲間キャラのポジションに当たる。
セリフは少ないもののそれぞれが個性的であり、やや知能が低い喋り方をするものもいる。
遥か昔、古代の民や魔術師達が生活を向上させる為に創造した妖精。しかし、3000年前の「クイーンフェアリンの反乱」により現在は希少になり、その力を託すのは世界を滅亡より救う勇者のみとなっている。
フェアリン一覧
マリオ達の仲間になるのは全部で12匹。以下それを挙げる。
“真実を見通す”能力を持つ蝶の姿をした「あんないフェアリン」。敵の事を調べたり、見えない物を可視化できる。
ハザマタウン長老デアールが古代の民の文献を元に創り上げた。
最初は少々クールな性格だが、冒険とともに徐々にマリオたちと打ち解けていく。
過去の記憶の一切を失っており、物語の重要な登場キャラクターでもある。その正体は……。
ものや敵を取って投げる能力を持つ「なげフェアリン」。
ステージ1-2「コダーイ村」でほとんど一方的に仲間になる。細かい事は気にしない性格。
爆弾に変化し、敵を攻撃する能力を持つ「バクダンフェアリン」。
ステージ2-1「トワイランド」で変な質問攻めの末仲間になる。
「次の質問に、『はい』か『イエス』で答えるビン!」
マリオ達をペラペラにし、攻撃を回避させる能力を持つ「ペラペラフェアリン」。
ステージ2-3「サンデールの館」で仲間になる。
ペラペラでも動いてしまうと普通にダメージを受けるので注意。
ヒップドロップを使用できるようにする「ヒップドロップフェアリン」。
ステージ3-2「ドットドット海」で仲間入り。ただしその前に念入りなボディチェックが必要……。
「俺の本能刺激しまくり……俺の魂揺さぶられまくり……」
乗るとトゲなどの障害物を無視して移動できる「のりものフェアリン」。普通では踏めないトゲのある敵にも有効。
長方形の展開図の形をしている。
ステージ3-4「カメレゴン城」で仲間になる。最初は牢に閉じ込められていた。
画面(次元の割れ目)をめくる事ができる「めくりフェアリン」。
ステージ4-2「わくせいプラネーン」で仲間入り。なぜか宇宙に公衆トイレがあり、そこに百年間入っていた。
理由は「急にお腹が痛くなってここに入ったけど、紙がないから出られない」との事。そしてけしからん事に古文書をトイレットペーパーの代用品とする。
ハンマーに変身し、殴って攻撃ができるようになる「ハンマーフェアリン」。敵を攻撃する以外に、特殊なブロックを壊す為にも必要。
ステージ5-2「ストンストンバレー」で仲間になる。大声で叫ぶことが大好きで、プレイヤーに好みの言葉を入力させてそれを叫ぶ。
マリオ達を小さくする事ができる「ミニミニフェアリン」。
ステージ5-4「ハナーンのどうくつ」で仲間になる。アンナを除いたフェアリン達の中で唯一の女の子である。
初めはロック人の青年と共にいて彼を励ましていた。詩的な喋り方をする。
バリアを張る能力を持つ「バリアフェアリン」。
ステージ3-1「カクカク平原」で参入。初めて訪れたときはカメレゴン城へ行く為の道程のヒントを教えてくれるだけだが、ステージ3をクリアした後にもう一度訪れると仲間にする事ができる。
高速移動を可能にさせる「ダッシュフェアリン」。
ハザマタウンの100部屋ダンジョンのボス「ザンババ」を倒すと仲間になる。
連れていると一部の効果音が変えられる(ジャンプ音、ブロックを壊す音などが懐かしのサウンドに…)「メロディフェアリン」。
他の効果として状態異常を治したり、特定のブロックを動かす事ができる。
エンディング後でのみ手に入るフェアリン。カメレゴンが一から作り出した、アンナそっくりの1/1フィギュア。厳密にはフェアリンともアンナとも違う存在だが、機能そのものはアンナと全く同じである。
余談
彼らはいわゆる人工生命体の類であるが、ジャスミン2世以外のフェアリンに使われてきたその材料は倫理的にアウトなものであることを仄めかす話を作中で聞く事が出来る。
また、作中ではマネーラが「クサくナ〜ル」というフェアリンの名前を出しているが、その後特に出現することもなかったためおそらく口からでまかせと思われる。もしいたとしても臭くなるといった能力ならゲームでは分からず、特に必要もないはずだ…。