アシリパの母方の祖母。
概要
声:一城みゆ希
演:大方斐紗子
本名はススポ。(ファンブックにて判明) 意味は柳の花穂。
※「フチ」とは「おばあちゃん」という意味で、本来は人名ではない。
物語序盤に杉元を快く迎え、負傷した谷垣を長く静養させていた。古い世代ゆえ純然たるアイヌ語話者であり、和人の言葉は話せない。北海道各地に親族がおり杉元一派は道中で度々お世話になる。トゥレンペ(憑き神)が少し見えたり、19歳の頃からお産を助けたりとコタンでも大人物の位置にいる。人柄を見抜いたのか初対面で杉本にはアシリパを嫁に貰ってほしいと思っている。
アシリパが旅立ってのち、インカラマッの占いや自身の見た夢の内容から一時は生気を弱らせていたが、ある孤児を預かってからはややハリが出た様子。
当然ながらアシリパ、杉元には大事に思われており、さらに
- チカパシ:親を亡くし、食べさせてもらったこともありフチのことを旅先でも心配している。
- 谷垣:非常に恩義を感じており「俺もフチの子供だ」と明言。(しかしチカパシにはヒモと言われてしまう)
- 尾形:あの尾形をして、バァちゃん子だったので始末したくないと言わしめる。
- 鶴見:信頼できる人物として孤児となった赤ん坊を預ける(結果的に生きる気力を失いかけていたフチも救う事になった)。
- 白石:「ピュウッノノ☆」「ポッ///」
など、様々な人物に信頼と敬慕を寄せられている。