概要
ぎりぎり女子大生に見えて、少女と女性の中間くらいの妊婦。
ベビー服の様なマタニティドレスを着こんでいる。
仔を産む魔術を得意とする魔術師。
東京に地の底這う悪竜(ニーズヘッグ)を放ち通信網を混乱させ、一定以上の速度で動く者を対象に発動する迎撃術式ムスペルを配置。その迎撃数が一番多い上条当麻の前に現れた。
初登場
新約とある魔術の禁書目録8
ブリーシンガメン
金色の光の鎖で繋がった宝石、ポケットの中からスペースを無視して取り出すことができる。この鎖はフレイヤの意思で自由に千切ったり、砕いたりすることが可能。
『仔』を即興で産みだす術式。
自身の魔力を一度子宮に誘導し、各種の『萌芽の方向性』を与えた上で、 ブリーシンガメンに打ち込む事で同じ宝石を核にしながらも全く違うデザインを実現させている。
フレイヤ自身に魔術を扱うセンスが絶望的になく、胎児の頭と体に肩代わりさせ発動している。
宝石1個は「コスト」と表現され『仔』を造るか、巨大化を1回するたびにコスト1を消費する。 また、共倒れの伝説でもある北欧神話における神々とその敵対者の大半はラグナロクと呼ばれる世界の終末で相打ちとなるよう調整されており、そこを強調して術式を構築する事で、善が悪を、悪が善を、というように猛獣が互いに喰らい合う攻撃手段にも繋げる事ができる。つまるところ異なる種類の『仔』同士を喰らい合わせることで、片方がもつコストを取り込み、巨大化させることができる。
産み出される『仔』の種類は
地の底這う悪竜(ニーズヘッグ)、スバジルファリ、フギンとムニン、ラタトスク、フルングニル、ヒミル、スニル、ヒルディスビニ、フレースヴェルグ
以下ネタバレ注意
……母さんに あたしの母さんに、触るな!!
実は母親に意識はなく、ヘソの緒を介して胎児が操り、母体の生命活動を維持していた。
彼女は2年目に起きた悲劇によって倒れた母親を救うために自らの意思で母親の意識を乗っ取るが、その影響で母親の意識が薄れ、いずれ死を迎えるという事実を覆すため「魔神」であるオティヌスにすがった。
『グレムリン』へと参列するために、子供が丈夫に生まれてくるおまじないを攻撃に転化。
『仔』を生む魔術を持って豊穣神フレイヤの名を冠する事になった。
本性を現した後も様々な怪物達を生み出すが、上条と御坂美琴やインデックスが合流したことによって劣勢となり、御坂の連射超電磁砲で地の底這う悪竜(ニーズヘッグ)を撃墜される。
その後、10万3000冊の知識を持ったインデックスの術式によって不完全だった自分の子供を安全に出産させる為の魔術を完成させ親子らの状況は正常化。
上条「だからさっさと終わらせて、次の時代にやってこい。広い世界で、少し先で、俺達はお前を待っている‼︎」
母子ともに異常はなく、文字通り救われた。
母親は一度目を覚ましたが、再び眠るように気を失った。
インデックスによれば、二年間も自分の体の制御を第三者に預けたままになっていたため、自我がかなり薄らいでいるとのこと。 彼女が本格的に自分の体の制御を自然と受け入れられるようになるまでに若干の時間が必要になるらしい。
上条らと共に『地の底這う悪竜』に襲撃されるも木原加群の活躍で窮地を脱出。
身柄は木原加群に同行した雲川鞠亜が保護した。
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