概要
第11話「幻の巨砲ガレンを爆破せよ!」に登場した機械獣。
頭部の角をミサイルとして発射する他、腰のバックル部分から手裏剣、胸部の丸い放熱板からブレストファイヤーのように白熱光線を発射する。
全高20m、重量200t。
劇中の活躍
旧日本軍の決戦兵器「ガレン砲」を発見したあしゅらは、それを用い光子力研究所を遠距離から砲撃する作戦を立てていた。
偶然に光子力研究所近くでガレン砲を発見したさやかとヌケは、それを甲児に伝える。甲児はすぐにさやかとともにマジンガーZで出撃。その前にブライトンJ2が立ちはだかる。
攻撃よりも情報収集を優先させた甲児は、ホバーパイルダーで上空からガレン砲を撮影。弓教授からガレン砲の概要を知る。
崖の上でブライトンが護衛しているため、うかつには近づけない状況のために、甲児はボスたちとともに潜入し、爆弾を仕掛けて爆破する作戦を実行。
鉄仮面軍団に変装し、爆弾を仕掛けるが、既に砲には砲弾が。ムチャがそれを見て怖気づき飛び出すが、砲の爆破は成功。
ブライトンに対しても、ブレストファイヤーからの光子力ビーム、ルストハリケーンの連続攻撃を放ち、破壊するのだった。
原案デザイン
原案デザイン画は残されているが、誰が手がけたかは不明。
両腕と腹部から下は同じだが、上半身及び頭部のデザインは完全に異なっている。
原案では上半身は肩から胸部にかけて装甲で覆われており、頭部も象のように両耳部分が大きく広がっている。
決定稿ではこれらが省かれ、肩部・胸部の装甲版は削除、両胸に丸い放熱板が加えられた。頭部デザインも、耳が尖った小さ目のものに変更。顔面部のデザインも変更されている。
関連項目
列車砲…本エピソードに登場する「ガレン砲」は、第二次世界大戦時に製造・運用された80cm列車砲「ドーラ」に酷似している。
EI-16…ガレン砲と同じく、上記80cm列車砲「ドーラ」こと「グスタフ」がゾンダーロボ化した存在。本エピソードでは未遂になった「長距離での火砲による攻撃」を、こちらでは実践。遠距離から大学を砲撃し多くの負傷者を出した。また、敵対戦力(超竜神)を大破させ、一時的に戦闘不能にさせている。