概要
自然発生種に類され、現在のイギリスにあたるブリテン島を源流を有する数多くの猫の品種の中でも最古の一つ。19世紀には種別として認知されると同時にキャットショー黎明期で数々の賞を受賞し、1890年代にはイギリスの管理団体から公認を得た。
第二次世界大戦の食糧不足から絶滅の危機に瀕したが、ブリーダーの決死の努力もあって戦後も種は保たれた。その際、近縁とされたペルシャ猫との交配も積極的に行われ、新たな毛並みが誕生している。
特徴
短毛種で灰色の毛並み。胸が厚く脚はがっちりして短足かつ筋肉質な体格と、中ぐらいの長さの尻尾を持つ中型からやや大型の猫。頭密生した被毛を持ち、頰、目は丸い。おでこが広く、鼻は短め。
ネズミ捕りにおいて優秀な個体を選択して繁殖させてきたので、現在でも旧イギリス植民地では放し飼いで害獣駆除の役割を担う個体も少なくない。
性格
子猫の頃から若猫の頃までは甘えん坊だが、自立心が強く、撫でられるのを好まない。猫らしいプライドの高さと威厳があり賢い。B型の多い品種。
年齢
一般的に1歳は人間年齢15歳、2歳は人間年齢23歳、3歳は人間年齢28歳で、4歳以降は4歳ずつ加算されていく。
21歳で人間年齢100歳のため、21歳になったら紀寿の祝福をしよう。
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ブリティッシュショートヘアー ブリティッシュ・ショートヘア (表記揺れ)
ノルウェージャンフォレストキャット スコティッシュフォールド・・・欧州原産