概要
『マジンガーZ』第50話『撃墜!!ジェット・スクランダー』に登場。
全身を分解させ、自在に合体し復元する機能を有する。
両足と肩からのジェット噴射で飛行が可能。また、頭部および胸部は一体化しており、分離して飛行し、独自に攻撃する事もできる。
胸部に装備した熱線砲で攻撃する他、ルストハリケーンやブレストファイヤーを防ぐ電磁バリアーも展開する。また、両肩部から伸びるウイング状の刃を用い、アフロダイAの首を刎ねてしまった。
胴体部からはミサイルを発射するが、威力が低い。
また、分解機能を用いて、初戦で相手の攻撃を受けて分解し、やられたふりをして隙を突く……という攻撃を行った。ボロットとアフロダイは、これに騙され不意を突かれている。
更に格闘戦も優れており、パンチや回し蹴りなどを放ってマジンガーZを地面に這いつくばらせ、踏みつけている。
攻撃用の武装は肩から上の頭部飛行パーツに集中しているため、そこを破壊されると攻撃力が低下する。
全高18m、重量200t。
原案デザインは残っているが、作者は不明。全体的なデザインやシルエット、ギミックなどは決定稿と同じだが、原案の方が凶悪な面構えになっている。
劇中での活躍
ブロッケン伯爵により送り込まれ、ボスボロットにあっさりばらばらにされる。
しかし、頭部だけ分離してボスボロットを追跡し攻撃・破壊する。アフロダイAにも同様に攻撃して破壊。ブリーバーA3自体は破壊されたままと思わせつつ、光子力研究所へと接近していく。
やがて、マジンガーZと対戦し上下に分離。頭部はジェットスクランダーの片方のエンジンを破壊し、墜落させる。
しかし、ボスボロットがスクランダーを発見し、そのままマジンガーZへ投げてドッキングさせてしまった。
それでも、グールの協力を得て空中戦では有利に事を進めるも、地上におびき寄せられてしまった。頭部をロケットパンチで破壊され、分離した胴体部もルストハリケーンを受けて粉砕されるのだった。