概要
第9話「デイモスF3は悪魔の落し子」に登場する機械獣。
頭部に機関砲、両耳の翼を回転させての飛行が可能。マジンガーZが最初に相対した空飛ぶ機械獣である。
全身を自在に分離・合体する事が可能。
全高22m、重量230t。
劇中での活躍
ドクターヘルはデイモスF3を分解した状態でミサイルに搭載し発射させ、光子力研究所の付近に着弾。その後復元させ、そのまま光子力研究所を襲撃するという作戦を立てる。
弓教授が学会に出ている間、所長代理の三博士を誘拐したあしゅらは、彼らに催眠術をかけて誘導させる。さらに、無人のZを外に出す。
ホバーパイルダーで駆け付けた甲児は、デイモスにプロペラを破壊されながらもパイルダーオンに成功。分離・合体に翻弄されるも、至近距離からのブレストファイヤーによりデイモスF3を破壊するのだった。
原案デザイン
原案デザインは石川賢。
全体的に大きな変更点は無いが、腹部や膝などが決定稿と異なる。
余談
巨大ロボという概念が浸透する前の、初期の話数故か、分解時のパーツが、等身大に近い大きさに描かれている場面がある。
関連項目
VL2号…横山光輝「鉄人28号」に登場したロボット。海外の工作員たちが、分解した状態で国内に持ち込み、現地で組み立てて起動させる任務に用いた。デイモスF3と異なり、手作業で組み立てる必要がある。
ギャロン…同じく「鉄人28号」に登場した敵ロボット。巨大な恐竜型ロボットで、数十~数百の小型パーツに分離して移動。そのまま現地で合体するという、デイモスF3に似たギミックを持つ。
ベルガスV5、スケルトンO7…同じく、分離・合体機能を持つ機械獣。