概要
Dr.ヘルが所有する機械獣の一体。全高は18m、重量は180t。
普段は公園にて、下半身を隠し、上半身を公園にある像『大魔神像アブドラ』に偽装している。
武器は目からの光線。威力は弱いが射程が長く、目標に火災を発生させる事が可能。
頭部と胸部からはトゲ状のアンテナを伸ばし、眼を潰されても敵の位置を把握できる。
また、怪力を持ち、手足の伸縮能力も併用することで、格闘能力にも優れている。
テレビアニメ版
第8話「大魔神アブドラの正体!!」に登場。
当初は公園の像に偽装しつつ、両目の光線を発射し、街中に不審火に見せかけた火災を発生させるゲリラ的な作戦を行っていた。しかし、像に登って遊んでいたボスたちにより、偶然にも知られることになる。
ボスたちからそのことを知ったさやかは、アフロダイAで発進し、光子力ミサイルでその両目を破壊。しかし力の差は歴然としており、崖下に転落させる。
駆けつけたマジンガーZとも対戦するが、ブレストファイヤーで破壊されるのだった。
マジンカイザー(OVA)
第2話に登場。
機械獣軍団の一体として登場。試作グレートの攻撃には耐えるが、カイザーのルストトルネードを受けて、ジェノバM9とともに塵と化した。
真マジンガー 衝撃! Z編
終盤のエピソードに登場。多くの機械獣とともにZを囲うが、攻撃しようとするゴウキューンU5を制し、一対一でZと対決。その怪力を用いて抑え込む。
しかし、ゴッドスクランダーの攻撃により破壊された。
余談
原案デザインは、永井豪本人。
頭部の形状など、どことなくスフィンクス、もしくは横山光輝「ジャイアントロボ」を連想させる。
また、決定稿では省かれたが、原案には股間にフンドシと思しきパーツがある。
後年のマジンカイザーのOVA、および真マジンガーに登場した際には、このフンドシパーツは復活している。