概要
FANZAGAMES(DMMGAMES)とFUNYOURS JAPANが運営していたゲーム。
(サービス開始以来運営に携わっていたmimoletteは2019年10月に業務契約が終了)
PCの他android版でもプレイできたが、2021年10月29日にすべてのサービスが終了している。
ジャンルは『美少女進軍RPG』。
プレイヤーは傭兵団の団長となり、団員を率いて任務をクリアしていく進軍型RPGである。
一戦15秒と掛からないスピードバトルと煩わしさのない育成システム、
キャラの心情描写が充実したシナリオ、そして着せ替え含む全ユニットに二つあるHシーンがウリ。
R-18版は『ブレイヴガールレイヴンズ×R』。
寝室にかなりのボリュームを割くこのゲームにとってこちらが『本来のブレガ』であり、
基本的に一般版はその機能削減版とされている。
そのためイラストタグは内容がR-18版だろうが一般だろうが『ブレイヴガールレイヴンズ』や『ブレイヴガール』で登録される。
DMM GAMES内にコミュニティを持っておらず、公式からユーザーへの情報発信やユーザー同士のコミュニケーションはTwitter上のハッシュタグ『♯ブレイヴガール』が用いられる。
新キャラ実装前はキャラの立ち絵のバスト部分だけアップした画像によって予告が行われる。
これらは『乳見』『利き乳』と呼ばれ、プレイヤーたちはプライドと記憶を総動員してバストの持ち主が誰かを看破する。
なお、『♯ブレイヴガールレイヴンズ』を使用し続けている団長も少なからずおり、度々ユーザー間の分断が起きている。気になる場合は併記してしまった方がいいだろう。
また新規参入した声優やイラスト担当が誤って『ブレイブガール』『ブレイヴガールレイブンズ』としてしまう事もよくあるが、これをやってしまうと他の大多数のユーザーには全く届かなくなってしまうので気を付けたい。発見したらそれとなく訂正してあげよう。
これはピクシブ内でも同様で、タグの表記ゆれでイラストや小説を見落とす/見落とされてしまう可能性が十二分にあることに注意したい。可能ならタグは『ブレイヴガールレイヴンズ』『ブレイヴガール』併記推奨。
略される場合は『ブレガ』『ブヴヴ』など。
pixiv上では公式から許可を得て公開している仕事絵(→ブレガ仕事絵リンク)のほか、ファンアートもそれなりの量が存在する。
2015/09/29 オープンβテスト開催
2015/10/02 オープンβテスト終了
2015/10/15 DMM GAMES (同R-18、旧FANZA)正式サービス開始
2020/08/27 にじよめにて別サーバーで正式サービス開始
2021/10/29 12:00 サービス終了
世界観
剣と魔法が存在するファンタジーの世界。
基本的にブラン、ヴァーミル、ジェイド、リラの四つの国から成り立ちそれぞれの国をめぐる争いの中に身を投じていくことになる。
ただしリラの国はゲーム開始時には滅びており、ゲーム的にはブラン・ヴァーミル・ジェイドの3国とサンディカ(傭兵たちの統括組織)・デモニア(滅んだリラの国に住んでいた種族)の5勢力となっている。
純粋な人間のほかにエルフィム、セリアン、ドラクル、デモニアなど様々な種族がいる。
主人公(プレイヤー)はそんな世界の中で傭兵団を営み、依頼、任務、戦闘を経て様々な団員たちと出会い、絆を深めていく。
各勢力について
・サンディカ
この世界における傭兵の統括機構(ファンタジー世界観で言う冒険者ギルドみたいなもの)。
傭兵/傭兵団としての登録を行うことで、サンディカ経由で依頼を引き受けたりできる。
傭兵たちは超国家的に活動しているが、中心となる拠点はヴァーミルにあるようだ。
主人公=団長たちが属するグループで、分類される面子は団長LOVEな幼馴染達と独立傭兵が多い。
所属者:リリウム、アデライト、エイルフィード、コトネ、ベルベッドなど
・ヴァーミル
ブランから皇子が独立して建国された王国。
ブランより自由な国風らしく、移民も多い。
分類される面子はヴァーミル、特に軍に関係する者たち(正規軍/黒騎士/国境警備隊)と、国家との関係があるマギエ(魔女の一団)、その身内が多い。
所属者:フランセット、ニーナ、ツェツィーリア、ソルシエール、メイヴィスなど
・ブラン
長い歴史を誇る帝国。
騎士国家で、四方に独立した軍を置く。
分類される面子はブランの四方軍に関する者が大半。第一皇女であるはずのシャーロットも東方面軍を任されている。
所属者:リゼット、シャーロット、ヘレノア、カイリ、グウェンなど
・ジェイド
最古の国家で、長きにわたりエルフィムの女王の宣託によって統治されてきた。
自然崇拝の国で、エルフィムのほかセリアン(獣人)、ドラクル(竜人)、幻獣や精霊もいる。
分類される面子も非常に多岐に渡る。
大陸一のアイドル(とデザイナー)もエルフィム。
所属者:レリア、フレア、クレア、シフォン、ステファニー、クロエ、アレサ、ユーリア、アルヴェイラなど
・デモニア/リラ
生まれつき魔力に長け、身体能力を魔力で向上させた種族。常人ではまともに戦える相手ではない。
その多くはかつてリラに住んでいたが、前の大戦でリラが侵攻を企て滅亡した結果各所で迫害を受けるようになり今は魔法で角を隠す等して隠れて暮らしている。
心が荒んだ状態で傭兵団に流れ着いた所で団長に救われる者が多く、団長LOVE度がけっこう高い。
所属者:シェスカルナ、ルーデシア、ゼネア、レニエ、ミルル、エンフィリアなど
主な登場人物
CVは非公開。
傭兵団の初期メンバー
・リリウム
同じ育ての親を持つ幼馴染で、傭兵団設立当時からのメンバー。サンディカ所属。通称「あなたの相棒。」
がさつなところもあるが、団長のことを誰よりも理解し、信頼している。
・リゼット
団員第二号。ブラン所属。奴隷商人に売られそうになったところを団長に助けられ、押しかけ弟子1号となった。
ブランの第一皇女(→シャーロット)の妹だったりするが、基本アホの子呼ばわりされてる。
・アレット
真面目なブランの騎士。ブラン所属。リゼットに絶対忠誠を誓っており、リゼットがピンチになるとテレパシーを受信し助けに来る。傭兵団の台所番。
ブレガ元祖不思議系おねーさん。でも呼び方は「お兄さん」。サンディカ所属。
おっとりしているがなかなかの強者。人気投票の女王。
・エレーナ
商人。ヴァーミル所属だが実はデモニア。傭兵団の詰め所の元々の持ち主。
傭兵団の裏方を一手に引き受ける一方、オカンになったり昔馴染みのお姉さんになったりとても忙しい。
・ブリジット
ジェイド所属の新人兵士で、エルフィムにしては珍しく得物が弓ではなく剣。
この世界のエルフィム=たわわなことを示した第一人者で、サービス3年目においてもいまだ最強クラスのたわわを誇る。
・フレア
ジェイド所属のダークエルフィムの少女。やはり最強クラスのたわわ。この系統のキャラにしては珍しく初心でお淑やか。公式のバナー等にも登場し、人気キャラの一角。詳しくは項目へ。
・カイゼル
ブラン貴族(?)のロリっ子。ブラン所属。幼いが転移魔術を扱ったりできるすごい幼女。
家臣の一人(→アインス)が有能だが変態なのが悩み。
・ノイン
とある騎士団の一人。努力家だがまだまだ未熟で子供っぽいところも。
その他(一部)
・シャーロット
揺れるブラン皇国の第一皇女。もちろんブラン所属で、聖剣サイラスの所有者。リゼットを巡る対立を経て、次第に団長と懇意になっていく。
・レティシア
ヴァーミルの第二皇女。もちろんヴァーミル所属。喰えない性格と豊富な知見、カリスマで曲者揃いの配下を束ねる。面白がって傭兵団に色々吹っ掛ける事も。
・ソルシエール
数百年の時を生きるマギエ(魔女の種族)の長。ヴァーミル所属。
のじゃでロリ体型だが、団長にとてもべったり。
元奴隷のセリアン。ヴァーミル所属。団長に対して容赦ない毒舌を誇るザ・ツンデレ。
幼馴染のレリアとは非常に仲が良い。詳しくは記事にて。
・レリア
パン屋の看板娘のセリアン。ジェイド所属。器量よし、愛想よしの家庭的な茶色い毛玉。
詳しくは記事にて、なのです!
・ニーナ
ホムンクルス(人造生命体)のメイド3姉妹の次女。ヴァーミル所属。
最初は無機質な性格であったが、団長との交流によって次第に感情豊かになっていく。
・クレア
大陸随一のエルフィムの歌姫(アイドル)。サンディカ所属だが後にジェイドに。
マネージャーとなった団長と深い仲になりつつ、興行で忙しい日々を送る。
・コトネ
かつて団長が育った孤児院の妹分。サンディカ所属。
離れ離れの時を経て再び団長を兄として慕いつつ傭兵団に合流。幼馴染勢の一角。
・エレス
正式サービス開始時に追加された最古参のデモニア所属。
人間を憎悪していたが、団長との対峙を繰り返し和解する。
・アリエル
とある事件を経て団長好き過ぎるガールになったヴァーミル所属の軍人。つまりヤンデレ。
団長の拉致や昏倒に事欠かないが、団長は粘り強く交流を続ける。
・エイルフィード
ある時から交流が続く、団長の幼馴染勢の一人。サンディカ所属。
団長の事を好いているが、肝心なところでヘタレ。そしてそのことでアデライトや義妹に煽られる。
妹のルーデシアを追って押しかけてきたロリロリゴスロリデモニア。人気キャラの強豪の一人。
性格は暴君そのものだが様々なコンプレックスを抱え、特に幼馴染のゼネアに玩具にされまくる。
・ベルベッド
ヴァーミル貴族の天才お嬢さん。ある邂逅を経て団長絶対甘やかすウーマンと化し、有り余る才能と富豪パワーで全てをねじ伏せるブレガバブみ勢の一角。通称ベルベッドママ。
・メイヴィス
ヴァーミル所属の国境警備隊の軍人。
フランクな性格だが、芯はしっかりしている。ただし性に関してはあけすけな部分も。
評価
システムの評価
横スクロール形式でキャラクターが走り回って戦うアクションゲーム……
ではあるが,基本的には自動戦闘(プレイヤーが少しだけ介入できる)RPG。
出撃前に装備構成や部隊編成を整えることで、より高難易度のステージを突破していく。
UIは改良を重ねられ、ストレスなく操作できる部類。戦闘以外の読み込みで重くなることは少ない。
一戦15秒、1日分のAP消費も5分、育成も勝手に終わる為、ソシャゲにありがちな「時間のかかるゲーム」は嫌だ、という層に選ばれる。サブゲーに選ぶプレイヤーもいる。
ほとんどのステージの難易度も緩くオート任せで終わるので、「ゲー無」と呼ばれる。
「がっつりプレイングを楽しみたい」というプレイヤーには正直向かない。
イベントの目玉である配布キャラも5分もあれば入手でき、毎日少しずつプレイしていれば最終形態まで取り切ることができる。
Hシーンの開放には好感度アイテムが必要だが収集ステージが常設されているため、キャラが入手できればシーン1なら5分で開放できる。ランクが満たされていればシーン2も15分。
ただ、完全にゲー無かと言われると、ゲーム部分を楽しむユーザー向けにほぼ無報酬のエンドコンテンツが用意されている。
ハイスコアを競うモードなどは熱い闘いが繰り広げられている。
チャットルーム(PC版のみ)とギルドシステムが存在する。
このうちギルドシステムはコンテンツが無くほぼ形骸化し、機能していないと思われる。
チャットルームは時間帯・サーバーにもよるがピークタイムはそれなりに活発に雑談が行われる。
もっとも本ゲームについて触れられることは少なく、もっぱら他のDMMゲーム等を含めた雑談ルームと化している場合が多い。
キャラと育成
入手した同キャラを重ねてランクアップすると、レベル上限も上がっていく育成システム。
ランクアップに必要な数は3~1枚で、キャラ以外の素材は不要。
ただゲームの長寿化と共にキャラ数が200以上になったため、上手くランクアップできないまま保有数を圧迫することがある。
アイテムを使えば同キャラ重ね無しにランクアップできる。こちらも無課金でそれなりに入手できる。
レベルは基本的に上限まで育てることが前提だが、後方に組み込んでいればすぐにカンストする。
キャラは性能的に概ね6パターンに分類できる。
・ゲーム内通貨で回せるガチャのキャラ
・イベントで配布・交換できる着せ替えキャラ(一部例外アリ)
・課金(もしくはチケット)で回せるガチャのキャラ2種類(片方はトップレア限定。)
・課金(もしくはチケット)で回せる期間限定ガチャの着せ替えキャラ2種類(片方はトップレア限定。)
トップレアの排出率は0.72%と辛い数字に見えるが他ゲーと違いすり抜けが無いためトントンといったところ。無課金の一発スナイプも重課金沼ももちろんある。
一応課金ガチャキャラに限っては天井システムが実装されたため、(ガチャによるが)27000円分回せばセレクトアイテムを貰える。ダブリやチケット等でも天井システムへの加算があるため、実質はさらに少なく、ある程度古参の課金層だとガチャが多少事故っても漏らさず取得することが可能。
Hシーン
一枚絵+多数の差分の組み合わせ。フルボイスだが、アニメーションは無い。
ゲームの長期運営に伴いシナリオとHシーンは絵・テキストともにインフレした。
初期実装のキャラと2年目以降のキャラを比較すると
CGの差分…初期2~3枚→今10~15枚 テキスト…初期と比較して1.5倍以上となっている。
凌辱は一切ないが、倒錯的なプレイにエスカレートしていくキャラも多い。
ごく一部のコモンキャラを除いて、着せ替え含む全てのキャラに2つずつHシーンがある。
基本的にHシーン2は本番。シーン1は前戯や本番など様々。
シーンが二つあるがために、前戯を好むユーザーにとっては本番にシチュエーションを過度に脅かされる心配がなく、逆に本番を好むユーザーにとっても常に本番が保証されており安心。
テキストは二次元ドリーム文庫や美少女文庫の主人公が喋らないパターンと考えてもらうとイメージしやすいか。主人公の少なめのモノローグと、地の文が充実しておりかなり本格的。
またこのゲーム独特の仕様として着せ替え衣装でのHシーンは全てヒロイン側のモノローグとなり、この仕様を気に入って続けている層もいる。
基本的に新しい着せ替えの度に関係が深化し、次のステップを望むようになっていく。また性開発が進み、快楽に溺れるキャラも多い。
結婚システムがあり、結婚後の生活をボイスで聞くことが出来る。夜の営みボイスも3種類、着せ替え毎に用意され、結構長めの、赤裸々な内容が明かされる事が多い。
特に妊娠をせがまれるシチュエーションは人気が高く、大抵どのキャラも用意されている。
こちらもインフレが進み、キャラによっては1シチュにつき1分近く内容がある。
絵師はゲストで参戦する絵師は少なく、10人足らずのレギュラー絵師でローテされている(いた)。初期はややクオリティにばらつきがあったが、長年の担当に当たって多くの絵師がめざましくレベルアップを遂げており、初期キャラと数年後の着せ替えverとではかなりの差がある。
ここらへんもレビューサイトでは中々評価されづらいところ。
基本的に巨乳ゲー。6割巨乳、2割超巨乳、残り2割を普乳貧乳ロリで分け合うといったところ。
成長申告と共に胸が育っていくキャラも数名いる。
「よく育った」派と「どうして育った」派との争いは根深い。
その他欠点
・手痛いバグがある
ブラウザ版、アンドロイド版双方に「デフォのままではバグでプレイに難があり、軽快にプレイするために準備が必要」という大きな欠点がある。
ソシャゲのレビューサイトでもこの事を知らないまま「ゲームがまともにできない」「ゲームが重い」とレビューされる場合がとても多い。が、本来ゲームとしてはかなり軽い。
・【ブラウザ版】
Chrome・FireFox等で長らく「プレイを始めると短時間でOut of memoryでクラッシュする」という致命的なバグが尾を引いていた。繰り返し改善が試みられ、最近ようやく解消に至ったが、環境次第でまだまだ発生するようだ。
FireFoxESRなどを用意してUnity版がプレイできるようにするか、非公式でファン有志が作ったブラウザアドオンを導入すれば、ほぼクラッシュは起こらなくなる。
ただ、ボイスがかなり重く、周回ではボイスを切るか、ゲーム中の軽量化モードを選択したくなるのが本音。
・【アンドロイド版】
やや重い。また通信が不安定で(というかボイスの通信量が多い)、通信エラーでクラッシュしてしまうことがままある。
気になる場合はとりあえず軽量化モードをオンにすることで、ある程度のプレイ環境は整う。
・メンテが激しく長い
マジで長い。デフォで半日予定も大概だが、それを延長して8時間前後が当たり前。
大型イベントではなく、復刻だけとか、新キャラ1組追加するだけでもこの時間である。
大型イベントが事故ると、普通に日付を跨ぐ大惨事が起きる。
また実装やチェックが間に合ってない不具合が散見され、度々詫び石を配っている。
新規プレイヤーはアホほど延長しても古参が誰も動揺しないことにさらに驚愕するだろう。
・メインシナリオが、いい所でエタりかけている。
基本的にメインシナリオが今の時間軸の前座であるため、完結を望む声は非常に大きいのだが、残念ながら更新が年単位で滞ってしまっている。
・一部キャラの着せ替えが来ない。
特に初期に実装された有名絵師のキャラ幾つかは4年以上経過してほとんど追加されていない。トップ人気のフレアなどは例外的に年一程度追加されている。
DMMのビッグタイトルと比較すると、中堅程度のポジションではどうしてもある程度取捨選択せざるを得ないようだ。
その分、レギュラー絵師担当の人気キャラは3種以上、上位だと10種近く着せ替えがあったりするのだが……。
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