概要
瀬名詩織(19)と三船美優(26)によるクール属性のデュオユニット。「 brezza marina 」とは伊語で海風・潮風を意味する言葉。海と風の雰囲気を併せ持つ二人の装いに相応しいユニット名と言えよう。
海辺歩きの好きな詩織は、全周を海に囲まれた沖縄出身。美優も、海岸段丘とリアス式海岸の連なる三陸海岸ど真ん中・岩手の出身である。二人の記憶にある海の姿に思いを馳せると、ユニットの味わいも増すことだろう。
ちなみに二人とも身長は165cm。
初登場は、2018年7月23日より開催された「第30回アイドルLIVEロワイヤル」におけるライバルユニットとして。この時の二人の装いは、詩織が[白波の歌姫]、美優が[天藍のカンツォーネ]。
LIVEバトルではあるが、夏のLIVEの熱さで疲れ切ってしまう前の休憩を促す、癒しのユニット。二人で奏でる舟歌は、会場を埋め尽くす「光の波」に乗って遠くまで響いてゆくのだ。LOSE画面では美優が風に当たってゆっくり休むことを勧め、詩織が日除けを渡す。優しい。
19年6月30日から始まった「第46回ドリームLIVEフェスティバル」の第5ラウンド(7月4日)で、約1年ぶりの再登場。衣装は前回と同じで、登場する時期も近いことから、夏にはこのユニットでのお仕事が増えるのかもしれない。
今度の「波」はフェスの会場を満たすざわめき。LIVEの熱の狭間で、二人は観客を、記憶を呼び起こすつかの間の船旅へと誘う。風に吹かれながら美優が思い出すのは、故郷の潮風だろうか。詩織は海の向こうに憧れた、いつかの自分を見つけたようだ。このステージもやがて同じように、二人にとって輝き続ける思い出へと変わってゆく。