概要
ネパールのカトマンズで行われる、仮面劇イェンヤーの「インドラ・ジャートラー」に登場する象頭の神。
プルキシ(Pulu Kisi/पुलु किसी)とはネパール語/ナワール語でそのまま象といった意味で、インドラの乗騎である白い象であると伝わっている。
仮面劇ではキラガルトールの住民が担当しており、ピンクがかったゾウを象った仮面や張りぼてが造られ演じられる。
物語の中、投獄されたインドラを捜し回りながら歩行者に触れてからかったり、尾を振ったりして周囲を笑いに包む道化のような役割を持つ。
創作での扱い
資料が乏しかった時代、日本においてはプルーシーやプルシキとも呼ばれていた。
- 女神転生シリーズ
初代『女神転生』では「魔獣プルーシー」という名の馬の姿の悪魔で、イベントキャラであり仲魔にはできなかった。
『女神転生Ⅱ』『真・女神転生』では、ガネーシャの色違いの「妖鬼プルシキ」となった。
『デビルサマナー』以降は、仮面劇をモデルにした固有の姿で名称も原語の通りの「プルキシ」になり、『真・女神転生Ⅲ』『真・女神転生IMAGINE』では種族が妖魔になった。
詳細は →妖鬼プルキシ