概要
「月の魔女」を名乗り、月のご利益で数千年生きている存在らしい。
当初は老婆の姿で現れ、城戸沙織に道を教えるかわりにアテナの髪の毛を求め、沙織から髪の毛を受け取った後道を教えて姿を消し、再度登場した際には髪の力で若返り幼いめの少女の姿になっていた。
オリンポス十二神さえ知らないクロノスの居場所「時空の湖」をなぜか知っており、沙織と瞬を彼のところまで案内するが、気難しい彼にキレられて、一端時空の果てに飛ばされかけるが自力で帰ってくる。また、カラスに姿を変えて飛んで移動できる。
口では「オリンポスの神々の怒りを買うのはごめんだ、もう関わりたくない。」などと言っているが根はお人好しで、後からきた一輝にも過去への道程と沙織が赤子にされたことを教え、氷河と紫龍へも一輝からの伝言を伝えて時空の湖へ案内した。
また、紫龍には当初案内の対価を求め彼が持っていた童虎の遺品である杖を貰ったものの、時空の湖に着いた後は「この杖は小宇宙を秘めておりこれから先守ってくれる。」と伝え、「自分はアテナの髪の毛で若返れたのでおつりがくる。」として杖を紫龍に返した。