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ベゼリア

べぜりあ

ベゼリアは小説『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』の登場人物。

概要編集

CV:鶴岡聡

四天王の一人で『濁水』の二つ名を持つ。

ねちっこい嫌味たらしい口調で話す男性魔族。外見もラクス村の新人冒険者に不細工と呼ばれる程であり、口調も相まって他者からの第一印象が非常に悪いタイプの人物である。実力も歴代の中で凡庸なので追放されたダリエルやグランバーザといった周囲からの評価も低い。ダリエルとある因縁を持つが、最終盤(ダリエル38歳の頃)までお互いに知らなかった。


当初はバシュバーザ寄りでダリエルの解雇に賛同したが、バシュバーザの無能っぷりが分かると早々に見切りを付けてドロイエに寄った。

実は見かけによらず自分の功績よりも全体の調和を重視しており、四天王の調整役で影の苦労人。人間族に対しても差別的な感情を持たない視野の広い人物でもあり、筋道を重んじ、たとえ、赤の他人同然の血族犯した罪でも被害者に対して己の命を懸けた謝罪出来る強さを持っている。内心に人間族と魔族の戦いに虚しさを感じており、現状を変えたいと思っているが、その目的の為に必要な才覚が無いので鬱屈した日々を送っている。


最初にレーディを迎え撃つが、負けている。バシュバーザの所為で自分の立場も危うくなっていることに気付いてドロイエの補佐に就き、彼女と協力してラスパーダ要塞を守っていた。三人の勇者が襲撃して来た際、『弓』の勇者であるアルタミルを倒している。


(ダリエルに入れ知恵された)ゼビアンテスの変わりようを怪しんだべゼリアはラスパーダ要塞で独自に情報収集を始めた。ダリエルの事は当時は無能だと思っていたが、情報収集の際にラスパーダ要塞の重要性を説いていた事を知って驚き、彼への評価を改める。


バシュバーザ失脚後に続き、ドロイエが勇者レーディに魔王城に侵入された責任で解雇された

後、べゼリアが魔王に叶わなかった「」を語った事で魔王がその動機を気に入ったので条件付きで新しい四天王のトップに就任させた。この「」に命がけで挑もうとする信念が、終盤でダリエルの心をも動かすことになる。


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解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ

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