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アランツィル

あらんついる

アランツィルは小説『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』の登場人物。画像左の人物

概要編集

CV:井上和彦

先代の勇者でグランバーザのライバル。

グランバーザと相討ちになったことで引退した。年齢もあり力は衰えているが、それでも現役勇者であるレーディを凌駕し、歴代でも屈指の実力を持っている。棒杖を武器としており、棒杖に様々な特性のオーラを纏わせる事で斬撃といった攻撃を繰り出す、杖術に近い戦闘術の使い手である。


昔、四天王のベゼタンによって妻と幼い息子を失った事で魔族強い憎しみを抱いていたが、実はその息子こそがダリエルであることが判明(ダリエルに高いオーラの適性があるのも彼からの遺伝)。それでも魔族への憎悪は消えず、ダリエルの元を訪れていたグランバーザと壮絶な死闘を‥‥しようとしたらグランを抱いたマリーカに一喝されたことでなし崩し的に和解する。


和解して以降、グランバーザにダリエルの父親として対抗心も持っているが、息子を愛情を持って立派に育ててくれた彼に感謝の念も持っている。


若い頃、両親の顔を知らず、人里離れた場所で野生児として生きていた時に当時の勇者で後に妻となるエステリカと出会い、彼女に一目惚れして付き纏っていたという過去を持っている。だが、ダリエルに初めて妻子の話をする時はエステリカの事を駆け出しの頃から共にクエストに挑んだ相棒と述べている。


漫画版でも強さは相変わらずだが、村の子供相手に「私と握手!」したり、レーディと稽古をしながら子供たちに送るサインを書いたりと、子供好きな面を見せている(やはりギャグ時空の影響を受けているが)。

ダリエルとアランツィルが対決する流れは書籍版(グランバーザが彼の目の前に現れた)と漫画版(ゼビアンテスが彼に見つかった)で違っている。


関連タグ編集

解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ 勇者 父親


  • パニッシャー…妻子を殺され、復讐を遂げた後も憎悪で暴走していた者繋がり。アランツィルの場合は息子が生きていたが…
  • 絶対殺すマン復讐者…当初の彼を指すタグ。
  • 小鬼を殺す者…家族を殺され、仇の種族を標的する様になった者繋がり。
  • フリット・アスノ…中の人繋がり。こちらも家族を含めて近しい人を敵対勢力との戦いの中で次々と亡くしており、それらが積み重なった結果凄まじいまでの復讐鬼と化している。しかし最終決戦時にの体と命を張った説得や、かつて守れなかった人の言葉もあって、ようや怨念とも言える程の復讐心から解放されている。

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