詳細
概要
ベーレンニシキヘビとは爬虫綱有鱗目ボア科ニシキヘビ亜科(若しくはニシキヘビ科)オマキニシキヘビ属に分類されるヘビである。
体色は黒や濃褐色で不鮮明な白や淡黄色の横縞が入る。下顎は白や淡黄色。
幼体の体色は赤褐色で上唇にあたる鱗(上唇板)は白(淡黄色)と黒(濃褐色)が交互に並ぶ。
生態
発見例が少ないため、生態は不明な点が多い。
食性は動物食で、鳥類や小型哺乳類等を食べる。繁殖形態は卵生。
人間との関わり
生息地の一部では神の使いとして崇められている。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。生息地で発見されるのは稀で、飼育下での繁殖法も確立していないため流通は稀で、値段も50万円前後と高め。
標高の高い場所に生息するため極端な高温には弱く、
また飼育にあたっては紫外線の照射が必要とされる。
「ニシキヘビは危険な生き物」と思われがちだが、特定動物ではないので自治体の許可は不要。