データ
所属: | シズマ財団火星開拓局 |
---|---|
親族: | マナカ・ケンゴ(息子) |
演: | 横山めぐみ |
概要
主人公マナカ・ケンゴの母親であり、シズマ財団の研究員でもある。ちなみに息子のケンゴもシズマ財団で研究職に就いているため、母子で同財団の関係者ということになる。
本編1話時点ではケンゴと火星の居住区で暮らしていた。
本編開始時の20年前、火星開拓局の一員として火星に派遣され、火星地下の超古代遺跡を発見した。また、すでにサークルアームズも発見し研究を進めていた。
火星をゴルバーが襲撃した際は、一緒にいたケンゴに先に逃げるよう促したり、ゴルバーの撤退後は研究チームのメンバーを気遣うなど、母親としての愛情以外に人を思いやる気持ちも強い。
ケンゴが無意識にバリアを張って自身を落石から守ったことと、彼とミツクニの会話の一部始終を見ていたためか、遺跡から出現したウルトラマントリガーを息子であると見抜いている模様。一方、ゴルバー撃破後にミツクニが発した「やはりケンゴくんは…」という言葉に意味深な反応を示すなど、まだまだ謎な部分もある。
ケンゴの覚悟を聞いた際には彼に駆け寄り、「あなたの想うままになさい」という激励の言葉を送った。
上述の謎な部分やミツクニとの会話から、本当にケンゴの母親なのかという疑惑が早くも浮上している。
なお、トリガーダークの一件でケンゴは自分の正体を知ると同時に彼女が実母では無い可能性を悟るが、それでも親子としての信頼と愛情は全く揺らいでいない。
この先は、『ウルトラマントリガー』の終盤の展開のネタバレになる為、注意されたし
その真実
邪神メガロゾーアとの最終決戦に差し掛かった第24話、遂に彼女の口から息子ケンゴの出自が明かされた。
戦いで傷付き、意識を失ったケンゴの意思がレイナの前に現れ、二人は対話する。
彼女が言うには、ケンゴは「光の意思が産んだ奇跡の子」、つまりトリガーの心が永い年月を掛け、人として生まれ変わった存在である。
石となり眠りについたトリガーの傍にいた生まれて間もない彼を抱き上げた際にテレパシーのようなもので、その出自を知った彼女がケンゴを引き取り、20年間育てていたというのが、ケンゴの出自の真相である。
これに伴い、彼女とケンゴの間に血縁関係はないことも確定した。
しかし、彼女はケンゴを「大切なたった一人の息子」と言い、彼の決断を尊重し送り出す良き母親である。
そんな彼女だったからこそ、ケンゴは彼女の息子として生まれてきたのかもしれない。
元ネタ
名前の由来は『ウルトラマンティガ』の登場人物で、GUTSのメンバーであるヤナセ・レナと思われる。火星に居住したり、息子が防衛組織に所属する点が共通している。
余談
PV等では断片的に登場していたものの、本編が始まるまでは一切キャスト情報等は公表されていなかった。一応雑誌に載ったことはある。
新世代ヒーローズシリーズにおいて、主人公の母親が本編に登場するケースは『X』『R/B』『Z』に続いて4例目となる