概要
出身部族であるトゥグリル族の伝統に従って犬鷲のイスカンダルを自在に使役することから、「犬鷲のマフムート将軍(トゥグリル・マフムート・パシャ)」と通称される。
人物
プロフィール
生年月日 | トルキエ暦57年/帝国暦433年6月1日 |
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年齢 | 17歳(第1話)→21歳 |
身長 | 165cm |
役職(トルキエ将国) | 将軍→(降格)千人隊長→(復帰)将軍 / 外事局長 / 天上州総督→十九人の将軍(ヴェズイール)/ムズラク州管理官 |
CV | 村瀬歩 |
経歴
トルキエ将国の辺境、トゥグリル族の集落であるトゥグリル村に生まれる。
5歳でトルキエ将国-バルトライン帝国間の戦争に巻き込まれて一族と母を失い、その後大都市のカリル将軍(シェヒル・カリル・パシャ)に養育される。
12歳で武術試験を主席で通過した後、新兵学校(セラーム)に入学。1年の訓練を経て各地で経験を積み、17歳で将軍(パシャ)の地位に昇る(トルキエ将国史上最年少)。
物語序盤で将軍を降格され千人隊長(ビン・バシュ)となるも、四将国の内乱を鎮圧した功績で将軍に復帰。
その後外事局長に就任し外交活動に取り組むほか、天上(チェロ)州総督を経て帝国侵攻軍副将に据えられるなど、外交・軍事・統治に才能を発揮する。
ルメリアナ大戦終結後はその戦功の大きなことが認められ十九人の将軍(ヴェズイール)の地位に上り、四将国解体後のムズラク州管理官を務めて戦後復興に携わることとなった。
志半ばで戦死したカリルの仇を討ったことから、彼を慕っていた将軍たちからはカリルの後継者として注目され、期待を受けている。
性格
幼時の戦災経験から、可能な限り戦争を回避しトルキエの平和を希求したいという強い思いが彼の行動原理となっている。一方で、戦争が避けられぬと判断したときは己を犠牲にすることもいとわない。
物語序盤は公人の立場よりも私情を優先させるなど未熟さを露呈する場面が多く、将軍の資格なしと判断されたこともあった。国内外を旅し策謀に関わることでさまざまな経験を積んで成長し、他者の予想もつかない策謀を操るようになる。
真面目な性格で融通が利かず、女性に迫られると真っ赤になるなどうぶさも垣間見える。
プライベートでの一人称は「俺」だが、公的な場では「私」を用いる。
主なエピソード
- 本来放鷲術は大人から伝授されるが、5歳で一族を失ったため、放鷲術は独学である。
- その活躍ぶりは演劇の題材となり、一般市民に親しまれている。ただし、大幅に脚色されてた人物像が人口に膾炙している。
- 作中で幾人かから美形と評され、その中性的な容姿を生かして女装することもある。初期は嫌々ながらであったが、以降は胸に詰め物をしたり、キュロスとアビリガを巻き込んだりと、割り切ったようだ。
このため、Pixivでは女装姿のマフムートのイラストが投稿されることも多い。
- とある人物から「トルキエ将国の希望の星」と評される。作品タイトルに含まれる「アルタイル」とはわし座を構成する一等星である。またその語源「アン=ナスル・ッ=ターイル(アラビア語)」は「飛翔する鷲」を意味し、犬鷲を使役するトゥグリル族のマフムートの暗示であることは明白である。
- 女性のタイプは「お母さんみたいな人」。
- 趣味は詩作。作者曰く「巧くない」とのこと。
- 好きな食べ物は乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト等)、甘いもの。
- 最も得意とする武器はイスカンダル、二番目はシャムシール。
- おしゃれ好きで、着る服もこだわりを持って選ぶ。
- 華奢な見た目に反し、衣服の下には戦場で受けた傷が多い。