概要
マリジャンとは『Fate/GrandOrder』におけるマリー・アントワネットとジャンヌ・ダルクのカップリングタグ。
マリーとジャンヌは共にメインシナリオの第一章に登場。
マリーはジャンヌのことを「憧れの聖女」と敬愛しており、彼女の快活な性格もあって、ふたりは互いに「マリー」「ジャンヌ」と名前で呼び合う程の親しい仲を見せるようになる。
そんな彼女たちの関係について、マリーの知己であるアマデウスは、マリーがジャンヌに対し優しかったのは「君に向けた愛情は特別」だと作中で語っている。
また、2016年3月9日より、ジャンヌのマイルームのボイスにマリーを所持している際の専用ボイスが追加されている。
また、史実においては二人とも理不尽かつあまりにも悲劇的な最期を迎えたという共通点もある。
イベント出演
イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」において、ジャンヌとマリーがサークル「st.オルレアン」を結成し、作品出展を行っている(マリーが原作、ジャンヌが作画担当と役割分担を行っている)。
滞在ホテルでは同室となっていることもあり、両者の仲の良さを示す描写がイベントシナリオ内でなされている。
なお、同イベント開催に伴いジャンヌの水着版が実装されたため、水着姿の二人を編制で並べることが出来る他、水着ジャンヌの再臨三段階目の衣装はマリーをモデルにしたものだと語られている。
ゲーム外での出演
『Fate/GrandOrder』の漫画版『Fate/Grand Order-turas realta-』単行本第三巻では、マリーとジャンヌの二人が表紙を飾っている。
パーティーとしての相性
ゲームにおけるのユニットとしての性能面についても、彼女たちふたりは非常に相性が良い。
両者とも耐久型の能力であり戦闘における方向性が一致している上に、ジャンヌの宝具に存在する自身がスタン状態となるデメリットを、マリーの弱体状態を解除する効果を持つ宝具によって解消することができ、また、両者とも宝具にHP回復効果もあるため、パーティ全体の耐久力をより向上させることが出来る。
後にジャンヌの宝具もスタンがなくなり弱体解除が付与され2人でわざわざ宝具チェインを組む必要はなくなった(ただし、状態異常付与のデメリット効果を伴う宝具持ちを間に挟む場合を除く)が、守りを固める点においては依然相性の良い組み合わせとなっている。
また、後発で登場した水着版マリーは宝具で全体にクリティカル威力アップを付与できるためジャンヌのスター獲得スキル「啓示」との組み合わせが良好であり、カード構成が両者ともArts型という点で、ジャンヌと水着版マリーの相性も良いと評することが出来る。
更に、ライダー版マリーの宝具強化を行うことにより、水着版マリーと同様に全体へのクリティカル威力アップ付与が可能となったため、前述の弱体解除以外の部分でもジャンヌとの性能面における相性の良さが向上している。
その他
ジャンヌがイラストとして描かれている概念礼装「ホーリーナイト・サイン」はQuick&クリティカルの効果があり、マリーのQuick属性宝具を強化でき、かつ、☆4サーヴァントの中では控えめな火力をクリティカル強化で補えると、マリーにとって相性が良い装備のひとつとなっている。
また、英霊正装においてふたりのドレスや小物は似通った色合いや意匠が見受けられたりもする。