ミドガルドシュランゲ
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みどがるどしゅらんげ
ミドガルドシュランゲ(独:Midgard schlange)とは、ドイツで計画されていた特殊車輛である。
ドイツで1934年頃から計画されていたとされる特殊車輛で、ミッドガルドシュランゲとも表記される。
作戦ごとに様々な能力を持つ無限軌道で駆動するユニットを、まるで大蛇(シュランゲ)のように連結することで、理論上は陸上ばかりか水中であっても侵攻することができるという兵器として設計が開始され、自衛武装としては心もとないが機関砲が予定されていた。
なおこの名は北欧神話の世界「ミズガルズ」を囲む巨大蛇ヨルムンガンド/ミドガルズオルムの、ドイツでの呼び名である。
さらに、先頭に掘削用のドリルユニットを連結することで、地底にトンネルを掘りながら敵地に侵入することができ、妨害されることなく敵軍要塞や軍港地下に爆薬を仕掛けて破壊するという、所謂地底戦車の実現化という設計思想であったとされ、完成した暁には無敵の超兵器となるはずであった。
技術的・経済的な問題により翌年の1935年2月28日には研究開発は中止された。
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