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ミナ(仮面ライダー555)

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ふぁいずのみな

特撮ヒーロー番組「仮面ライダー555」の映画作品「劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」の登場人物。

「この人たちはただのオルフェノクじゃないんだ。あたしたちの味方なんだよ人間と同じなんだ」

演:黒川芽以

概要

本作で、隆こと記憶喪失だった頃の乾巧と暮らしていた少女。

靴職人であった父親の跡を継いで人間居住区の市場で靴屋を営んでいた。

言葉遣いは男勝りで、ガサツでズボラと自認しているが本当は優しい性格の持ち主で、木場勇治長田結花海堂直也といった人間解放軍に味方しているオルフェノクにも友好的だったが、近所の商人たちから陰湿な嫌がらせを受けていた。

記憶を取り戻した巧の「なぜ自分は隆としての記憶もあるのか」という問いには、「昔から友達がいない自分のために、父が巧の記憶を知り合いの医師に頼んで「ミナの幼馴染」とすり替えたものだった」と説明している。

園田真理が企画した仮面舞踏会で巧が乾巧=ファイズとしての記憶を取り戻してしまったことから彼を拒絶するが、巧の優しさに心を開き、記憶を失う以前の彼が所持していたファイズブラスターを返却した。

だが、ファイズギアの強奪を企んだ水原が撃った凶弾から巧をかばい絶命してしまった……。

遺言すら言えずに亡くなったミナに対して、巧は隆だった頃、彼女のために作った赤い靴を手向けるのだった……。

家族

ミナの父親(演:津田寛治)

本編開始の時点で既に亡くなっている。

隆こと巧に刷り込まれた偽りの記憶では、「子供の頃から世話になった父親のような存在」であり、亡くなった後に隆が靴屋を継いだことになっていた。

余談

  • 企画書時の名前は「ユリ」であった。
  • 桜庭一樹氏のノベライズでは、ミナの掘り下げが行われている。

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