本家のモビルドールについてはガンダムWに登場する無人機を参照。
概要
GBNに発生した電子生命体・ELダイバーを現実世界に転送可能とし、かつGBNサーバーへ直接的な負荷をかけることを防ぐために作られた特殊なガンプラのことを指す。
ガンダムWも作中作として存在すると思われるビルドダイバーズだが無人システムを積んでいるわけではない。
元々はELダイバーであるサラを救うためにビルドデカールと組み合わせて現実世界に身体を移すべく生み出されたガンプラである。
モビルドール元のELダイバーの服装をベースに機械的なデザインとなり顔もデュアルアイの仮面になっている。
モビルドール・サラがこの手段で保護されて以降、安全な保護手段となったようで続編のモビルドールメイを始めとして様々なELダイバーが保護されている様子。
ナナセ・コウイチとシバ・ツカサがこの作業を担当しており、サラはコウイチが作成したものだがメイはツカサがメイン設計を担当している。
現実世界で活動可能な体だがガンプラであるためサイズは小さい。また、ガンプラなので逆にGBNにも持ち込み操縦することができる。
コウイチ及びツカサのビルダーとしての腕もあってか機体性能も高い様子。
GBN管轄、コウイチとツカサが担当しているELダイバー保護施設「ELバースセンター」にて登録手続きを済ませた後、彼らあるいは発見保護者ダイバーにモビルドールを作成してもらい、センターでELダイバーのデータを機体へ移す事で、ELダイバーは通常のダイバーとほぼ同様に存在できるようになる。
GBDの技術の応用により、現実世界でもかなり長時間の活動ができるようになっている。
このモビルドールとしての姿は別に本人に似たものである必要はなく、ガンダムビルドダイバーリゼのELダイバーであるリゼはコアガンダムリゼをモビルドールとして採用している。
ちなみにサラの一件で「ELダイバー」という概念自体は知れ渡っても、実際にELダイバーの(少なくとも確認されているだけの)人数はリゼで87人であり、世界規模で遊ばれているであろうGBNの総プレイヤー人数と比べると微々たるものであるため、モビルドールの存在そのものは浸透しておらず、さらにGBNを遊んでいない一般人から見れば勝手に動くガンプラはかなり奇妙なものでしかない。
そのことを考慮してか、メイは現実世界ではこっそり耳打ちしたり普通のガンプラのふりをするなどして目立たないように振る舞っている。
なお、モビルドールの名称はモビルドールサラをデザインした形部一平によるもの。Twitterで「自立型MSということでGBNが分類”モビルドール”と判定」としているがそのツイートでも述べているように公式ではない。
一覧
初のモビルドールとして、コウイチが作成したガンプラ。サラが使用する。
リアルでの外観はほとんどGBNでのサラのものと変わらないが、ところどころメカメカしくアレンジされている。
コンセプト自体戦闘向けではないが、「Re:RISE」にて月光蝶を発動させている。
メイのモビルドール。ツカサが作成している。
ある程度実戦向きに作られており、両腕に(投擲可能な)ビームシールド、前腕部にはビームサーベル、それぞれの太腿にはビームマシンガンを装備している。本人の戦闘センスも相まって運動性能も高い。
普段はウォドムポッドの内部に(デザイン的に無理があるが)格納されており、ヴァーチェの中の人のように緊急時にアーマーをパージすることで本体が現れる。
ママ…もといマギーの趣味なのか、現実世界のマギーの店にはメイ専用のドレスやドールハウスまで用意されている。
- コアガンダムリゼ
リゼがテツと共にたまたますれ違ったヒロトのコアガンダムに感化され、「コアガンダムになりたい」という強い意志のもと、テツにビルドしてもらった赤いコアガンダム。
アンテナとマスクが独自のものになっており、ビームサーベルはビームウィップを兼ねる。
アーマーを纏うコアドッキングカスタム機能も備えており、理論上はヒロトのプラネッツシステムのアーマーも装備できるが、基本的にはリゼが自作した3種類のアーマーを使用する。