概要
ターラ公爵の娘で、数万の市民を擁する自由都市ターラの現市長。トラキア王国のアリオーン王子の婚約者であり、亡き母によく似たピンク髪の清楚な少女。初期クラスはシスター。
リーフ王子を匿った父が処刑された後、グランベル帝国の圧政に耐え忍んできたが、子供狩りの復活によってついに決起し、ターラにおける反帝国勢力の盟主となる。
帝国の手先から自分を守り続けてくれた傭兵ディーンを、アリオーンが遣わした護衛という彼の素性を知った後も変わらず慕っており、絶大な信頼を寄せている。
十二聖戦士のひとりにして竜騎士ダイン(アリオーンの先祖)に憧れており、ディーンをダインと重ねて見ている(彼の妹エダは、兄はそんなに立派な人間ではないと否定している)。
エンディングでは、祖国のトラキアとは戦えないという理由で立ち去ろうとしたディーンに対し、ターラに戻れなくてもいいからディーンと一緒にいたいと言った程。後日談ではアリオーンと結婚せず、ターラ発展に貢献しながら生涯を独身で通したと伝えられている。
中盤低レベル加入の杖使いだが、プリーストと違い攻撃魔法が使えるため戦闘も可能で、ユニットの特徴としてはディアドラに近い。初期アイテムで武器を持っていないため、そのままだと加入マップでペガサスに誘拐されてしまうピーチ姫と化すので、何かしらの魔道書は持たせてあげよう。
リーフやディーンから支援を受けられる上に追撃必殺係数5という暴力的なスペックから繰り出される魔法火力が非常に高く、育てればリーフ軍のエースになれる存在である。光レベルの初期値も高く、扱いの難しいリザイア地雷の適性もある。
セイジにクラスチェンジするための条件が特殊で、21章で教会を訪ねる必要がある。このとき、公爵家がグランベル王国の王家バーハラ一族の先祖である、十二聖戦士ヘイムの血を引いていることが判明する。よって、彼女はナーガ傍系の血筋であり、前作『聖戦の系譜』の主人公セリスや、ヒロインのユリア、ラスボスのユリウスの遠縁に当たる。