データ
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概要
『GAMERA-Rebirth-』に登場するバイラスの通称。
ダークホースコミックスやパチンコなどへの客演はあったものの、本編シリーズでは『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』以来55年ぶりの登場となる。
頭部(顔面)の意匠がこれまでと大きく変更されており、イカの嘴の様な口を持っていた昭和版とは異なり、顔面だけで見れば別のキャラクターと見間違うほどである。また、プロポーションや触手の形状(触腕状)も実際のイカに近い物になっており(昭和版の直立形態に該当する姿勢はこちらにはない)、体色も昭和から真逆のカラーリング(銀⇒金)になっている。
生態
「黄金色の悪魔」と呼ばれ、10万年前の被害から明確に異名を持つ。また、「他の怪獣とは違う」とされており、「オリリウム」との関係性の特殊性だけでなく、「死んでいたのに生き返った」時点でも歴代の敵怪獣とは明らかに異質である。
各触手に口と牙があり、それらを使って人間を捕食する。触手はすばやく繊細な動作ができるだけでなく、ガメラを軽々と持ち上げるパワーも持つ。
最大の特徴として、「ヘムデンの雷」と呼ばれる荷電重粒子ビームを頭部から発射するとされ、触手からも放電できる。電気をエネルギー源の一つとするはずのガメラにもダメージを与えていることから、かなり強力な出力を持つと思われる。
また、バリアーはガメラの火焔弾を無効化する。
与那国島付近の地下で死体が発見されたとされる。小説版によれば、その死骸から推測されるとある生態が、この世界観における敵怪獣が非常に恐ろしい存在であるということが予想されたきっかけの一つだったとされる。
余談
- 体色だけでなく、頭部の能力、耐性、生態、ガメラとの戦闘の描写、撃破された「場所」など、かなりの部分で昭和版と対照的になっている。
- 電磁シールドと再生能力などをのぞけば、飛行能力をふくむほとんどの能力が昭和版で考案されていたり、一部の資料や書籍で言及されていた能力の再現である。
- ただし、昭和版バイラスは「完成作品」の劇中では、ガメラによって上空に連れていかれた際に低温に耐えきれずに弱体化し(吐血または吐瀉している)、そこから海面に落下して絶命している。
- バイラス人のUFOではなく、バイラス自体が電撃やそれに類似する攻撃、頭部からの電撃系の光線攻撃を持つというのは、昭和版における公式資料や絵コンテに存在していたり(その際の絵コンテや資料でもやはり頭部や触手から放電するとされていた)、ダークホースコミックスにて描写されてきたものの、本編の劇中で実際に能力として使用するのは今回が初である。
- この様な飛び道具やガメラの火球への防御手段(バリアー)を本編で披露するのは、(アルビノギャオスは厳密には本編には登場していないので)マザーレギオン以来となる。対象をスキャンする視力にも、マザーレギオンやソルジャーレギオンとの類似性がみられる。
- ネタバレになるが、とある場面で出てくる「檻」も昭和版にみられたもののデザインを踏襲している。また、ガメラと成層圏で戦うのはスーパーギャオス以来とされる。
- 何の因果か、2023年の8-9月には(同じくネットフリックス配信作品である)『髑髏島』と『MEGザ・モンスターズ2』にも、敵役として巨大な頭足類型の怪獣が登場する。
関連動画
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