概要
性別:男性、年齢:不明(外見年齢14歳?)
「フェアリーズレクイエム」編7章「鮮血と聖焔」から登場したアスガルド帝国側の人間。
その正体は、イオンの「8番目のレプリカ」。
作成したのはアスガルド帝国皇帝デミトリアス側近の魔鏡学者・技師であるグラスティン。彼は、アビス世界からローレライを具現化した際、その力とディストから提供された情報で、ティル・ナ・ノーグにおけるフォミクリー理論を構築し、新たなイオンのレプリカを作成してその実用化に成功。
こうして彼が生み出されたのだが、作成に成功したら、帝国の領地である「オールドラント領(アビス世界を具現化した大陸の名称)」の領主となる事が決定されていた。その際、彼を逆らわないように傀儡にすべく、リビングドールβ化。心核(「心」を実体化したもの)が除去されると同時に人工知能を搭載した疑似心核への交換が行われ、彼自身の意志は奪われてしまった。
これをよく思わなかったのが、帝国の技術者となっていたハロルドのもとに身を寄せていた導師イオンであった。
ハロルドは帝国に協力するフリをしながら離反の作戦実行を窺っており、イオンもその同志だったのである。そこで、イオンはルークと共に行動しているイクス一行に連絡を取り、待ち合わせ場所の森で、帝国及びそこにいる鏡映点の現状と8番目のイオンの救出依頼を出し、帝国に戻った。
そしてそれを受諾したイクス一行は、オールドラント領にいた8番目のイオンを保護し、彼の本来の心核も手に入れる。9章序盤で、シングのソーマを利用して、シングとジェイド、アニス、シンクがスピルリンクし、スピルメイズへ潜入。疑似心核は除去されて本来の心核が戻され、現在は意識を取り戻すのを待っている状態。
その後、彼には8番目のレプリカとしての役目・扱いしか帝国に与えられておらず、名前がなかった為、彼をどう呼べばいいのかという問題が浮上。「8番目のイオン」と呼ぶわけには勿論いかず、ジェイドの指名でアニスが名前を考える事になる。
アニスが彼に与えた名前は「リベラ」。「リベラ」とはオールドラントで嘗て使用されていた古代イスパニア語で「自由」を意味し、そこにはアニスからの「しがらみ等の縛り付けるものを跳ね除けて自由でいて欲しい」という願いが込められていた。
その後は意識を取り戻し、アジトのメンバーから様々な知識を教わっている。
レプリカイオンの中では腕力が最も強いらしく、その力量たるや本作で総合的な身体能力が常人離れしている事が判明したイオンが腕相撲で負かされ、腕を掴まれたシンクが「脱臼するだろ!?」と思わず声を荒げるほど。
イベント「攻略戦 ネビリム~在りし日の過ち~」で立ち絵が実装。イオンのレプリカという事で、立ち絵はイオンのそれを流用している。
関連タグ
フローリアン…『テイルズオブジアビス』におけるイオンのレプリカ。利用される・アニスに名付けられると似た部分が多い。