リリア(キンスレ)
りりあ
「泣き叫ぶ海のごとく」
アイギーナ砂漠にある水の神殿の神官。幼い外見だがその正体は水を司るドラゴンであり、ライアスの実の妹。ライアスが100年前の魔族との戦争で力を使い果たし長い眠りについた後、ずっと一人で神殿を守り続けていた。しかし砂漠に邪悪な力が迫っており、砂漠の民たちの懇願を聞き入れ、眠りについていたライアスを目覚めさせる。
非常に姉想いであり、何よりもライアスのことを優先する。基本的には外見の幼さを全く感じさせないほど、理知的で落ち着いた言葉遣いで話をする。また自分に善くしてくれる人間には優しく、人間の礼儀や風習などにも理解があり、人間の街や王国へ買い物に出かけに行ったりしている。魔族や魔王軍と戦うことに対しても意欲的で正義感も強い。
しかし、本性はかなり凶暴で時折攻撃的な言動を見せる。それはライアスは水の力を回復や支援に使っているのに対し、リリアは攻撃に用いていることからもその一端が窺える。特にライアス絡みのことに関しては沸点が非常に低い。
そのためライアスとお近づきになろうとする黒竜のネラクシスとは犬猿の仲で、ネラクシスのことを「ボンクラ」「問題児」呼ばわりは日常茶飯事、殴り合いの喧嘩も珍しくなく、砂漠に住む人々から「またやっている」程度の認識になっているほど。ライアスに求婚している古代の神王カインのことも猛烈に嫌っており、カインが復活し、他の人々がカインに敬意や忠誠を誓っている中、「ハエ野郎」「もう1回死ね!」等とんでもない暴言をぶちまけるほど。ライアスの誕生日にはカインの邪魔をするためだけに普段仲の悪いネラクシスと結託したり、カインからリリアの誕生日を祝う贈り物が届けられた際も「イヤ!」と速攻で拒否反応を見せている。
上記のとおりカインのことは毛嫌いしているものの、彼の子孫であるザフィーラやラウディアのことは信頼しており、ともに砂漠を守っていくために力を共にしている。
クラス | ウィザード |
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属性 | 物理 |
配置 | 後衛 |
非常に珍しい物理属性のウィザード。水で敵を攻撃するため、果てしなく水が生み出される魔法の水瓶を武器にしている。
MP秒間回復量が攻撃力に加算されるスキルを持っており、ウィザードにとって必須なMPを確保しながらそれを攻撃力そのものにも転化できる。攻撃的なスキルが数多く揃っており、そのうえでアイシャを凌ぐほどの攻撃回数を誇る。一発一発が高い威力の魔法を連射しとんでもないダメージ量を叩き出す。
- 可愛らしい見た目からか人気が高く、比較的新しいキャラクターであるにもかかわらずスキンが大目に発表されている。