レジオン(ガンダム)
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れじおん
レジオンとは、ジオン残党軍の一つ。
アリシア・ザビ及びオメガ・ザビが率いるジオン残党軍。アクシズに合流しなかったオメガ率いるデラーズ・フリート残党が火星に拠点を置き、火星に落ち延びた複数のジオン残党を武力によって併合する形で形成されている。組織のシンボルマークは旧ジオン章に漢字の「火」を加えた物が使用されており、運用される機体のカラーリングも火星をイメージした赤と基本としている。
レジオン建国戦争でジオンマーズを追い落とし、その後内乱でオメガがデラーズ・フリート残党メンバーを主とする中核艦隊を率いて地球圏に逃亡。以後は許嫁のアリシアが総帥となる。
グリプス戦役から落ち延びたティターンズの人員や装備も流入しており、ガンダムTR-6やハイザックなど旧ティターンズの装備に独自の改修を施して運用している。レジオンが火星を併合したのも、ティターンズが持ち込んだガンダムTR-6[インレ]の性能に依る所が大きい。またティターンズの装備を用いながらもティターンズ残党側との軋轢もある事から、一枚岩の組織とは言いがたい。
首魁であるアリシア・ザビが「女性中心の社会」の樹立を目指しており、圧制を敷いているものの開拓を進めたり配給を行う等きちんとした統治をしている事からジオンマーズの圧制から解放したこともあって住人は支配を受け入れている。
これらの経緯から、多少とも怪しい部分はあるもののレジオンを明確に「国」としての組織態勢を整えているため、ジオン公国およびその後継のジオン共和国以外に存在したジオン系国家の一つと明言できる。
最終的に、ジオンマーズとティターンズ残党による共同作戦『輝ける星作戦』によって組織は壊滅。ジオンマーズに政権を奪還されることとなった。
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