抑圧された世界（こころ）に解放を
概要
対応機種はSWITCH、PS4/PS5。発売日は2024年7月25日。
英語表記は『REYNATIS』
魔法使いが存在する現代日本を舞台としたダークファンタジーで、自分のために解放を求める少年と秩序のために抑圧を選んだ少女が主人公となる。
無料アップデート
7月4日、全九弾で配信予定の発売後無料アップデートの第三弾までがXにて、公表された。
一覧
| 弾数 | タイトル | 配信日 |
|---|---|---|
| 一弾 | エピソード佐理 | 8月1日 |
| 二弾 | エピソード真凛 | 9月2日※ |
| 三弾 | シークレットエピソード | 10月1日 |
| 四弾 | パフェとか、食べてく? | 11日1日 |
| 五弾 | ||
| 六弾 | ||
| 七弾 | ||
| 八弾 | ||
| 九弾 |
※ 予定されていた配信日は2日だが前日の1日で配信された。
スタッフ
| シナリオ | 野島一成 |
|---|---|
| コンポーザー | 下村陽子 |
| キャラクターデザイン | 鏑木康隆 |
| キービジュアル | 直良有祐 |
| プリレンダムービー | 株式会社StudioGOONEYS |
| 企画原案・プロデュース・ディレクション | 礒部たくみ(フリュー株式会社) |
| 開発 | ナツメアタリ株式会社 |
ストーリー
この世には魔法を使える者と使えない者が存在する。
少数派の魔法使いは畏怖の対象として、一般人から危険視されていた。
魔法使いたちはただひたすらに素性を隠し、ひっそりと暮らすことを強いられている。
2024年 東京・渋谷
魔法対策法に基づき夜間外出自粛要請が出されている。
しかし、既に形骸化しそれを守る者は多くはない。
霧積真凛は、魔法使いであることで、その人生を“抑圧”されて生きてきた。
「最強になれば“解放”される」
父が遺した言葉を頼りに、自由を手に入れるため、夜の渋谷に降り立つ。
西島佐理は、魔法に目覚めたとき、その力を秩序のために使うことを決めた。
人々をモンスターに変えてしまう違法薬物や、危険思想を持つ勢力から渋谷を守るため、自らの正義を執行する。
意思に反して“抑圧”されてきた真凛。
自らの意思で“抑圧”し正義を貫く佐理。
あらゆる思想や文化が入り乱れる渋谷で2人が出会うとき、物語は動き出す。
世界観
地域
東京都渋谷
常に進化を遂げている象徴的な都市。
それぞれのエリアにある、魔法使いのみが行き来できる“フォグ”は、アナザーと呼ばれる異界に続いている。
渋谷
「スクランブル交差点」「センター街」「宮下公園」「道玄坂」「スペイン坂」など、ランドマークとなるエリアが多数存在する。
街を歩けばSHIBUYA109を始め、有名チェーン店から知る人ぞ知る老舗名店を見つけることができる。
アナザー(異界)
反政府組織『ギルド』が管理する魔法世界。
魔法使いでなければ入れず、漂う魔力によってモンスターが蔓延っている。
森、荒野といったフィールドだけでなく工場や美術館のようなものも存在しているようだが、その最深部に何があるかは分かっていない。
キーワード
魔法使い
想像の世界と現実を繋ぐ力『魔法』を操る者たちの総称。
少数なのもあって殆どが素性を隠したり何処かの組織に身を置いている。
魔法使いには二種類のタイプがあり、稀に臨死体験を経て魔力に目覚めた者をレプリカ(模造品)、逆に生まれながらに魔力を持った者はレガシーと呼ばれる。
M.E.A.
Magic Enforcement Administrationの略。『メア』と読む。
渋谷の治安を守る組織。渋谷に蔓延する違法薬物の撲滅や治安を乱す魔法使いの取り締まりが仕事。
渋谷に混乱をもたらすギルドや独自の動きをするオウルといった組織を監視している。
日本魔法ギルド
日本を魔法の力で守護するために在野の魔法使いが集結し1923年発足。
しかし魔法の力を怖れる民意による事務所焼き討ちなどが頻発。
1928年の魔法制限法施行に伴い反社会的組織として認定。
以来、魔法薬物ルブルムの流通などで日本社会に強い影響を及ぼす。
オウル
鯨井三千郎が設立したノラの魔法使いのための支援グループ。
過激化した自警団をけん制したり、法に縛られたM.E.A.では対処できない事情ある厄介ごとに独自制裁を下す。そのため、M.E.Aからは危険な組織として監視対象になっている。
構成メンバーはミチロウと最愛の2とたまに出入りするニカ程度で人数は少ない。
ルブルム
渋谷に流通している違法薬物。ギルドに所属する魔法使い・清川信三郎が製造している。
ウィザート
ウィザード＋アートを掛け合わせた言葉。
渋谷のあちこちにある絵で、いわゆるグラフィティのこと。
入手し、装備することで攻撃や入手資金・入手EXPアップなど様々な効果がある。
登場人物
霧積真凛（きりずみ まりん）
CV：小林千晃
19歳の大学生。
14歳のときに交通事故で生死をさまよい魔法に目覚めた。
その後は魔法使いであることを理由に自由に生きられず抑圧され育った。
『誰にも負けない魔法使い』になることで抑圧から自分を解放し自由を手に入れるため父親が残した言葉を頼りに渋谷を訪れる。
西島佐理（にしじま さり）
CV：鬼頭明里
M.E.A.魔法機動隊に所属する若手隊員。元警察官だったが2021年春、渋谷でモンスターに襲われ重傷を負ってしまい生死の境を彷徨うも、やがてレプリカとして覚醒しM.E.A.に入隊。
周囲に推されM.E.A.の広告塔としてもてはやされるが本人はその立場を嫌っている。
目黒仁香（めぐろ にか）
CV：結川あさき
18歳の高校生。元陸上部。
誘拐事件に巻き込まれ生死の境をさまよい魔法使いに覚醒。
魔法使いなのを隠し陸上に取り組んでいたが友人にバレてしまい強制退部。その後高校は休みがちになる。
ある目的のためにオウルに協力しており、渋谷で真凛と出会う。
深町最愛（ふかまち もあ）
CV：川口莉奈
20歳の魔法使い。自暴自棄になっていたときミチロウに拾われ以降ミチロウを推し始める。
軽く明るくふるまう言動が多く元気な女の子とみられがちだが実際は落ち込みやすい性格。
魔法使いなのを隠しながら自らの承認欲求を満たすためフォロワー0人の鍵垢で一人寂しく呟いている。
鵜飼貴一郎（うかい きいちろう）
CV：花江夏樹
佐理のチームで行動する取締官。
情報収集力に長けており、チームの頭脳的立ち位置。
魔法を隠し生きていく生活が窮屈で合法的に魔法を使えるM.E.A.に入隊した。
出世に興味はないが失敗はしたくない。
判断はいつも他人任せで責任逃れをしがち。
土合正義（どごう まさよし）
CV：梅原裕一郎
古き良き日本男児の美学を掲げる32歳。
問題児として佐理のチームに配属され行動を共にする。
見た目に似合わず魔法に対する恐怖心を持っており、己の拳頼みの戦い方でここまで乗り切きってきた。
学生時代にはラグビーに明け暮れ体力と力には自信を持っている。
魔法で社会を正すことが自分の使命だと思っている。
真壁蒼空（まかべ そうくう）
CV：森川智之
ギルドの総帥。
魔法使いの奪われた人権を取り戻すため、日本の魔法界の秩序を守るためにレガシーを率いM.E.A.と対立する。
志道竜之介（しどう りゅうのすけ）
CV：石川英郎
ギルドの内務卿。
ギルド内の治安維持、敵対的侵入者の排除を行っている。
ギルドの永遠を信じているが冷酷で残忍な性格。
国府八雲（こくふ やくも）
CV：鈴村健一
ギルドのレガシー。
美への探究心が強く、古今東西の魔法関連美術と資料の収集を行っている。
清川信三郎（きよかわ しんざぶろう）
CV：千葉繁
ギルドのレガシー。
魔法薬物ルブルムを製造し、渋谷に流通させている。
柄に顔の装飾がされた杖を持ち本人ではなく杖の顔が喋る。
須田アリス（すだ ありす）
CV：豊口めぐみ
ギルドのレガシー。
魔法動物園の管理者であり、モンスターを創造・調教している。
10歳頃にアナザーのモンスターを手懐けたのをきっかけに真壁によって正式に担当を任命された。
新たなモンスターの創造・戦闘能力向上に尽力している。
新崎ジェム（しんざき じぇむ）
CV：内田雄馬
ギルドのスカウト担当。
真壁に心酔し、右腕と自認している。
魔法使いをギルドに勧誘する独自システムを考案するなどでギルドに貢献
ギルド古参の新崎の家名に誇りを持っている。
CV：上田麗奈
ギルドのレプリカ。
会社員だったが不運な事故が原因で魔法使いになる。22歳という遅い覚醒だった。
程なく魔法使いだということが会社に知られてしまい解雇された。
居場所を求めギルドに流れ着く。新崎とともにスカウト業務を担当するがあまり仲良くない。
瀬尾玖音（せお くおん）
CV：内山昂輝
渋谷のノラ魔法使い。ウィザートアーティストを夢見る青年。
学生時代、芸術に目覚め美大に行くため勉学に勤しむ。
しかし、無理がたたり免疫力が低下し、そのタイミングで風邪を引いてしまい重篤化。
生死の境を彷徨う。それにより魔法使いとして覚醒。
魔法使いになったことでウィザートの美を知る。
ひょんなことから真凛と知り合うことになる。
堂上小夜子（どうがみ さよこ）
CV：井上喜久子
M.E.A.の副長官。
英国出身のエリートであり、20代でビジネスを立ち上げ経営者として過ごす。
しかし魔法使いであるため誹謗中傷が絶えず会社を譲渡。
その後兄に誘われM.E.A.に参加。
戦闘は苦手なため戦うことはない。
海藤無限（かいどう むげん）
CV：若本規夫
M.E.A.魔法機動隊隊長。
父親の代まではギルドの会員だったが志道家との対立により脱退、その後M.E.A.に参加し現在の地位を得る。
荒っぽく激しやすい性格のため隊員たちから恐れられている。
鯨井三千郎（くじらい みちろう）
CV：斉藤壮馬
オウルの創始者。
渋谷の魔法使いやその家族をサポートしている。
しかしメンバーは少なくモアとたまにニカが出入りする程度の組織。
顔が広く渋谷にいる魔法使いと接点があり、多くの情報を持っている。
生粋の世話好きな性格。
2n抑圧された世界（こころ）に解放を
関連動画
1st トレーラー
2nd トレーラー
発表記念生放送
Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ
予約特典・オリジナルサウンドトラック視聴動画
関連タグ
新すばらしきこのせかい：同じく渋谷を舞台にした作品で4月1日にエイプリルフールコラボを実施。のちにゲーム内コラボが正式決定し上記のトレーラーを配信した。
ちなみに、西島佐理役・鬼頭明里、新崎ジェム役・内田雄馬、鵜飼貴一郎役・花江夏樹、瀬尾玖音役・内山昂輝も出演している。そのため中の人ネタもあるかもしれない。鬼頭に関しては新すばせかでもヒロインの桜音紫陽花役で上記トレーラーを見る限りコラボストーリーの中心人物のようなので大いにあり得る。実際に絡んだのは下記のイラストのフード繋がりの最愛と紫陽花だった。
クリア報酬はにゃんタンのウィザート。
2024年4月時点で上記の最愛と紫陽花が描かれた2つと紫陽花が佐理の服を着た中の人繋がりの絵の3枚が投稿されている。
