ワンダーボーイ
わんだーぼーい
わんぱく少年の”ボーイ”は、ガールフレンドのティナをさらったキングを追って長い旅の冒険に出ました。
キングの住み家は遠く、奇想天外な生き物やびっくりするようなハプニングが待ち受けています。
途中ボーイはエネルギーを貯えるためにフルーツを取らなければいけません。
はたしてボーイはティナを救うことができるでしょうか?
(※「ワンダーボーイ」配布フライヤーより)
ワンダーボーイは1986年にエスケイプ(後のウエストン)が開発し、セガが販売したアーケードアクションゲーム。ハドソンが発売したファミリーコンピュータ用ソフト『高橋名人の冒険島』の原作である。
操作は2方向レバー1本とジャンプボタン、攻撃+スピードボタンを使用する。
残機制で、敵に触れれば1ミス。また、体力メーターがあり、フルーツを取り続けていないとどんどん低下し、これがゼロになっても1ミスとなる。難易度は非常に高い。
翌年、世界観と仕様が全く異なる続編『ワンダーボーイ モンスターランド』(移植版は『モンスターワールド』)が発売されるが、そちらの方が評判が高く、その世界観で次々シリーズ化されていくことになる。
SG-1000、セガマークⅢ(オリジナル要素を追加した「スーパーワンダーボーイ」として)、ゲームギアの家庭用ゲーム機、アムストラッドCPC、コモドール64、ZXスペクトラムの海外パソコンなどに移植されるが、一般への知名度は低かった。
反面、前述の通りファミコンに移植された『高橋名人の冒険島』は大ヒットし、その知名度を上げた。そのため本家の方が移植版やパクリ扱いされるという事態ともなった。
2000年代に入ってからは、PlayStation 2用「セガエイジス2500シリーズ」として発売され、以降はバーチャルコンソール、アーケードアーカイブスなどの配信用として移植される。
また、2019年にCFKがNintendo Switch用として『ワンダーボーイ リターンズ リミックス』を開発・配信している。
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