一ノ瀬薫(ジャッジアイズ)
いちのせかおる
CV：土師孝也
『JUDGE EYES』に登場する厚生労働省事務次官で、生野洋司が所属する先端創薬センターの上部組織「医療システム産業開発機構」の設立者。
劇中では、モグラに殺された源田法律事務所の弁護士・新谷正道に携帯の通話履歴に創薬センター研究員である生野の電話番号があったため、その理由を聞きに来た八神隆之と星野一生が視察に来ていた際に遭遇する。
その後、生野にどうしても聞きたい八神達が研究員の協力もあり、生野を問いただすも、彼が止めに入る。
以下、ネタバレ注意
今作の黒幕の一人。
創薬センターを設立したは良いものの、大した手柄も挙げられずにセンターは閉鎖し、さらに自身の上司にあたる厚生労働大臣の風見が梶平グループ会長・梶平茂と組んで創薬センター跡地に再開発計画を建てようとした時にアドデック9の論文発表が行われ、創薬センターに期待の目が向けられることになる。
その後、生野が創薬センターの患者だった和久を人体実験で殺害した事を聞かされたセンター長の木戸に泣きつかれ、部下のイシマツを使い、松金組若頭・羽村京平を通じてモグラこと神室署の刑事・黒岩満に梶平の配下である共礼会組員を実験台にするため、神室町の廃墟に生野の秘密ラボを作る。そしてそれらを隠ぺいするために検察の森田検事正を懐柔し、あらゆる方面から揉み消そうと画策する。
しかし、綾部和也の裁判で、八神側についていた検事の泉田圭吾に「アドデック9がこの件とは関係ない事を証明する為に証人として出ろ。出なければ生野を出す」と言われ渋々出廷することになり、その罠にハマってしまう。そして懐柔していた森田に助けてもらおうとするも、森田は藤井真冬と泉田に特別公務員職権濫用罪で起訴された為、とりつく島もなく、羽村と連絡を取っていた録音データ、センター長の木戸と羽村が証言する事で彼の不正も明らかになってしまう。
その後、最後のあがきとして黒岩を口封じに始末しようとイシマツに連絡させるが、八神たちの活躍により阻止され、森田共々逮捕された。
