概要
京都府京都市東山区七条大橋東詰にある地下駅。駅番号はKH37。
元々は地上駅だったが、1987年5月24日に地下化された。
実はJR京都駅に一番近い京阪の駅で、徒歩3,4分の圏内にある。一応隣の東福寺駅でJR奈良線と乗り換えができるが普通車及び準急しか停車しないため、特急に乗り換えたいという場合は全列車停車する当駅へ徒歩で向かう方が最善だったりする。
とりわけ、特急が京阪間ノンストップだった当時は、下り淀屋橋行きは当駅を出ると、次は京橋まで止まらなかった(現在は快速特急がこれに当たる)。
2023年10月1日、京都市立芸術大学が西京区大枝沓掛町から下京区塩小路高倉に移転したことにより、京都駅ともども当駅が同大学の最寄り駅になった。
このほか、京都国立博物館も当駅が最寄り駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線で、8両まで発着可能。清水五条駅寄りに渡り線がある。
地下化の際、現在の祇園四条駅と清水五条駅は島式ホームになったが、当駅は相対式ホームを引き継いだ。
改札は方向別に分けられている。そのため、現在は当駅での折り返し乗車はできないが、改札内におけるホーム間移動を可能にするため、下り側の改札を南北に分割し、また改札外の連絡通路を改札内に変更する改良計画がある。
隣の駅
●快速特急
祇園四条駅 - 当駅 - 京橋駅
●通勤快急(平日朝下り)、特急(ライナー含む)、快速急行
祇園四条駅 - 当駅 - 丹波橋駅
●急行
清水五条駅 - 当駅 - 伏見稲荷駅
●通勤準急(平日朝下り)、準急、普通
清水五条駅 - 当駅 - 東福寺駅
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は15,503人である(京都府統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 14,619人 |
2009年(平成21年)度 | 14,077人 |
2010年(平成22年)度 | 14,345人 |
2011年(平成23年)度 | 14,384人 |
2012年(平成24年)度 | 13,896人 |
2013年(平成25年)度 | 13,737人 |
2014年(平成26年)度 | 19,107人 |
2015年(平成27年)度 | 17,497人 |
2016年(平成28年)度 | 13,381人 |
2017年(平成29年)度 | 20,279人 |
2018年(平成30年)度 | 15,458人 |
2019年(令和元年)度 | 15,503人 |
余談
駅最寄りバス停は「七条京阪前」であるが、よみは駅名の「しちじょうけいはんまえ」ではなく、「ななじょうけいはんまえ」と読む。これは「一条(いちじょう)」などとの聞き違い防止のためであり、他の七条通のバス停も「ななじょう」とよむ。