「秋葉原など邪道の街。愚かなステージを捨てて、本物の舞台の町、下北沢へ行きなさいッ!あらやだ♥」
「お黙りッ!あんたらの妄想力に、あたしのイマジネーションが勝ったの!」
CV/演:松野太紀/北出寛
登場話:第6話「はばたけ大御所!妄想撮影所の痛い罠」
概要
邪団法人ステマ乙の怪人・係長の1体。オネェっぽい喋り方が特徴。アイドルオタクを正当な舞台劇ファンに「更生」させるべく、下北沢で行われるイベントのチケットを高額で売りつけていた。
「下北沢ホヤステージ」なる独自のバトルフィールドを持ち、ステージでは演出家たる自身の思うがままの現象を自在に引き起こすことができる。
一方で子供の頃は頭が悪かったらしく、テストは全部0点というありさま。
活躍
地方から来たのにチケットを買えずに嘆いていたオタク2名にチケットを20万円で売り付け、彼らの額にチケットを貼り付けて下北沢へ飛ばす。駆け付けたアキバレンジャーを自身のフィールドたる「下北沢ホヤステージ」へ誘い、灰皿型の手裏剣・ハイザラッガー、見えない壁、テープで創った×の地雷原、暗転させてから黒子姿のシャチークに持たせた障壁に隠れての攻撃といった技で圧倒し、彼らを現実世界へと追放。
その後再びゆめりあと遭遇したことで、舞台を小学校の教室に見立てたホヤステージにて再戦するも、アキバレンジャーの妄想力によってステージを東映妄想撮影所に塗り替えられ、小学校の教室のセットで小学生たちに自身の0点のテストを投げつけられたり、虚無僧に変装したアキバレンジャーから錫杖で股間を攻められたりなどの攻撃を受ける。
その際一瞬にして通常のアキバレンジャーの姿に戻った三人に対し「そんな一瞬で脱いで着替えられるわけない」と突っ込みを入れるが、レッドから「この変さ加減が撮影所編だ」と論破されてしまう。
その言葉に激昂して三人に襲い掛かろうとするも、突如空より舞い降りた妄想レッドホークに阻まれ、シアター風の屋内撮影所に叩き込まれ、映画の登場人物に扮したアキバレンジャーの銃撃を受ける。
そして倉庫のセットにおいてブルーと一対一の対決を演じることになったが、「映像世界はカメラに映ったことがすべて。常にカメラを意識することが一番大事」という鉄則を新堀和男氏より学んだブルーに追い詰められてゆく。
ハイザラッガーで照明を破壊して勝機を掴もうとするも、「心の目で戦え」という新堀氏の教えに則って戦うブルーには結局敵わず、空を飛んで下北沢に逃げ帰ろうとする。
しかし、ジェットマンの大それた力・ジェットウィンガーを得たレッドに追いつかれ、そのまま体当たりを受け爆散した。(その際「あたしが死すとも下北沢は死なず~!」と言い遺している)。
シーズン痛では、血を分けたマルシーナの弟であったと改変されている。
余談
(非公認だが)ホヤモチーフの怪人はシリーズ初。