概要
夜な夜な上流家庭へ忍び込み金銀財宝を盗み出しては、貧しく暮らす下々の民に盗品をバラまいており、民衆からは「義賊」として慕われている。被害を受けている将軍家は彼を追い続けているが、未だ正体をつかめずにいる。
ニコ・ロビンやトの康はそれぞれの局面で彼の名前を騙り、味方である光月家の国政奪還計画を黒炭オロチ陣営に伏せるために利用した。
ネームモデルは江戸時代の大泥棒の鼠小僧次郎吉。義賊としての活動は戦国末期の盗賊石川五右衛門とおもわれる。
その正体は将軍家お抱えの両替商“居眠り狂死郎”こと、赤鞘九人男・傳ジロー。
その渾名通り、日中によく居眠りをしている彼だったが、その理由が丑三つ小僧として深夜に窃盗を働いているためであった。
ちなみにイラストの通りほっかむりを被っただけの簡素な変装だが、そもそも光月おでんの配下は若い頃から揃いも揃ってほっかむりに過剰な信頼を寄せているきらいがある。