概説
赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊の息子、すなわち後継者と見なされているので、二代目如意ヶ嶽薬師坊、略して二代目と通称される。自らは天狗ではなく人間だと自称し、母親は誰なのか等、謎が多い。
シルクハットに三つ揃いの背広、英国帰りの紳士風の男性。莫大な金貨を惜しげもなく使って暮らす資産家。物腰も穏やかで優雅に暮らしているが、敵対的な相手には相当怖い台詞を吐くので、やはり天狗の子は天狗のようだ。実力も高いようで、粗暴な鞍馬天狗たちも彼には慎重に対処している。
赤玉先生との親子仲は最悪。大正時代に三日三晩の親子喧嘩の果てに日本を去っており、最近百年ぶりに帰国した。赤玉先生は二代目をもはや息子とも後継者とも認めていないようで、二代目も赤玉先生には心底対応が冷たい。タヌキたちには概ね友好的で、下鴨兄弟にも優しく接する。ただし矢三郎は油断ならぬ奴だと思っているようだ。また金閣・銀閣は勝手に紳士としての二代目の弟子を名乗っている。
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実は彼もまた元は明治時代、赤玉先生が攫ってきた人間の少年であるらしい。先生またやらかしてるんですか……おまわりさんこっちです。いずれ、二代目出奔後に赤玉先生の地位を奪った弁天との激突は不可避と思われる。