概要
やり直しのきかない、プレイヤー格差の激しい多人数同時参加型ゲーム。
運営は怠慢してるとしか思えない手抜き振りであり、神ゲーとなり得るのはほんの一握りで、バランス調整も無に等しいが、自由度はかなり高い。
グラフィックは非常にリアルだが、オートセーブでないにもかかわらずリセットボタンどころかセーブポイントすら存在せず、一応電源ボタンは存在するが、周囲に迷惑がかかる。
また、年少のキャラクターを攻略しようとすると罰せられる。
そして必ずバッドエンドになる。
ただ一つ言えることはクソゲーオブザイヤー対象にまでなった人生よりはマシである。
ちなみに、ふじのきともこ・宇佐義大の漫画「うーさーのその日暮らし」第1巻ではうーさーが人生についてこう語っている。
「『人生は(ゲームではないので)リセットできない』というのはよく聞くたとえ話だけれども、」
「『人生は(ゲームではないので)クリアもできない』糞仕様は意外と見過ごされがちだ」
「人は死ぬために生き、死ぬまで生きるしかないのだ」
また、桜ナオキの漫画「魔石商ラピス・ラズリ」では「人生という名の遊戯(ゲーム)に生じた不具合にハマって、事実上のゲームオーバーを迎えてしまった人々の末路」が書き記されている。
その者達の眩しいくらいの絶望に歪む顔は見ていて滑稽で痛快なので興味の無い方もぜひ目を通してみてはいかがだろうか。
「どうやら私にゲームは、向いていないようですね…」
「人間を絶望に叩き落とすのは、大得意ですが♪」
最後に2011年のクソゲーオブザイヤーの総評の締めからこのセリフを抜粋しよう。
「大丈夫、俺たちの人生はタカラトミー製じゃない」
このセリフを胸に人生というゲームをプレイし続けたい。