伊東温泉
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いとうおんせん
静岡県伊東市にある温泉地。
静岡県伊豆半島の東中部、相模湾に面した伊東市の中心部に温泉街が広がっている。
その歴史は古く、開湯は平安時代以前ともいわれている。
江戸時代には幕府の3代将軍徳川家光にその湯が献上されており、その後庶民向けの湯治場として発展。
明治時代以降は近現代的な保養地として新しい源泉などの開発が進み、作家、詩人、芸術家、文学者など多くの有名な文化人が訪れるようになる。
1938年には現在のJR東日本伊東線が開通し、急速に都市化が進んだ。
現在も全国区で有名な温泉地の一つである。
全体的に湯量が豊富で、泉質は主に無色無臭の単純泉と弱食塩泉。
どちらも肌への刺激が低く乳幼児や高齢者の入浴に適切で、回復期の脳卒中、骨折、外傷、リウマチ、皮膚病、婦人病、冷え症、火傷などに対する効能があるとされる。
高度経済成長期以降伊東市郊外では新しい旅館やホテルだけでなく個人の別荘地や法人の保養所エリアとしても開発が進み、私立美術館や、遊園地、動物園なども相次いでオープンした。
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