概要
KADOKAWA(角川書店)のWEBコミック誌「コミックNewtype」にて2015年7月から2019年9月まで発表された漫画作品。作者は松本ナミル。
単行本は全8巻。
告ってOKをもらったまではよかったが、あっち方面の知識を間違って覚えていた香坂秋穂を始めとする、周りの変質者連中に振り回される高校生・篠崎遥の日常を描く。
登場人物
主人公。真人間(つか他の連中が色々ひどい)。
CV:悠木碧
一応ヒロイン。成績優秀・スポーツ万能尚且つクラス委員長だが、目つきが悪く料理が壊滅的にダメで処女ビッチ。
正確にはビッチと言うより、性に対する羞恥心が低い事と、性に対して勉強熱心(真面目な意味で)の合わせ技による暴走で、本人は遥一筋。
CV:武田羅梨沙多胡
遥にセクハラをしては喜ぶドSな幼馴染にして先輩。ただし責められると弱く、遥に返り討ちに遭うことも少なくない。また天然ばかりの他のヒロイン相手ではほぼ自爆する。
体の一部分が悲しいことを過度に気にしているが、周りが立派なものをお持ちの奴ばかりだからやむを得ないか…。
CV:山田奈都美
遥のクラスメイトのひとりで常に複数のボディーガードを連れているお嬢様。
元々は女子高に通っていた。さらに言えば小学校も中学校も女子校通いだった。故に同世代の男性とはどう接していいのかわからないのだが、その一方で天然のタラシ(同性相手にだが。一応男子生徒からの人気もある)。その困った性癖を憂いた親父によって遥の学校に転校してきた。
ただし男女の差を気にしないだけで(女の子同士でじゃれあっていたのと変わらないから遥に対してもおさわりOKなど)、男嫌いと言うわけではない。
CV:長妻樹里
5組の委員長。性的なものには激しく嫌悪しては秋穂たちの行動に厳しい目を光らせる一方で、秋穂や早夜からは寧ろ弄られ要員の扱いにされている。
CV:長谷美希
4組の委員長で一見するとおとなしいものの、実は秋穂を超える胸である上にエロにはアグレッシブな淑女。沙織とは馬が合って彼女に性的な知識を授けては、弄りまくっている。
CV:八木侑紀
遥の妹にして救いようのないブラコン。乳は結構あるが中身はまるっきりお子ちゃま。
CV:水谷麻鈴
奏多の同級生でブラコンの奏多に憧れている。一応は性的なことを知ってはいるが、奏多をフォローし損ねて恥をかくこと多し。ちなみに奏多曰くさきっちょ。
CV:ランズベリー・アーサー
何をやってもメスから黄色い声があがるナルシストのイケメン。しかしゲイ臭が漂い、かなり露出狂な所がある等、読者視点では残念なイケメンにして秋穂最大の(恋の)ライバル。
CV:野水伊織
遥たちの学校の保険医。人工呼吸の実演の際に先ずは好きか否か確かめるなどと教えてしまうなど、性的に旺盛な肉食系で、保健室にやって来る男子生徒を個人的な性教育と称していただいている始末。遥たちの担任の一華とは高校生時代からの腐れ縁。
CV:中村慈
遥たちの担任で担当は体育。暴走気味の葵への突っ込み役ではあるが、基本的には放任主義。
CV:齋藤綾
秋穂のオカン。秋穂が処女ビッチに成り下がったのはだいたいこいつのせい。そもそも秋穂とうり二つだったりする。
テレビアニメ
2017年秋アニメとして、BS11、TVQ九州放送および独立局約5局、日本経済新聞社系のCSテレビ局の内の一つにて放送された。制作はディオメディアとスタジオブラン。なお、「処女」や「ビッチ」という単語が放送コードに引っかかるため、タイトルは僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件に差し替えられた。
サントラは日本コロムビアが手掛けた。なお、この作品の主題歌が悠木碧の日本コロムビア移籍(かつ歌手活動再開)第1弾となった。
あの作品のドタキャンやその作品の放送するしないを巡る製作委員会との対立があったはずのTVQ九州放送だったが、それらに近いものがあったにもかかわらず何事もなく放送を始めた上、結局完走した。
WEBラジオ
「悠木碧のマジメ過ぎてしょびってるラジオな件」のタイトルで配信された。
MCはタイトル通り、悠木碧。放送局は音泉。