「ぼくがはいっているクラスがプ、プログラムにえ、選ばれるわけが-」
※以下は、小説版をもとに作成しています。
概要
城岩中学校3年B組男子出席番号20番。支給武器はS&W M60。
3年B組の男子の学級委員長を務める男子。典型的なガリ勉タイプ。
父親は県政府の環境部長であり、寝る間も惜しんで勉強しているため、学業面では桐山和雄と肩を並べている(ただし桐山は特に猛勉強をせずして学年トップクラスの成績である)。
精神的には非常に脆い方で、自分のクラスがプログラムに選ばれたことを聞かされると大きく動揺し、政府役人の息子である自分が、プログラムに選ばれるはずが無いと喚くが、坂持に一喝されてしまう。
プログラムでは開始後は完全に発狂してしまい、事故で大木立道を殺害した直後の七原秋也と遭遇、射殺しようとすも、そこに現れた川田章吾の制止命令を無視して彼に発砲したため、逆に川田のショットガンで右腕を吹き飛ばされ、それでも銃をとって川田に襲い掛かるが、今度は腹部に被弾して絶命する。13番目の死亡者。
ある意味では七原秋也と川田章吾の出会いのきっかけを作った人物。
容姿
きっちりと七三に分けた髪型に、銀縁の眼鏡が特徴。神経質な声。
漫画版では頬がこけており、鼻の下の溝が濃く太い鼻をしている。
映画版ではサーモントデザインのハーフ眼鏡を着用している。
漫画版
支給武器はS&W M60。
プログラムでの行動は原作と同じ。13番目の死亡者。
映画版
「生き残っていい高校入ってやるよ!!」
演じた俳優は新田亮。支給武器はS&W M19。
映画版では原作と違い、ゲームのルール説明時から積極的にゲームに乗る姿勢を見せ(この時、キタノたちに食って掛かる国信慶時と取っ組み合いの喧嘩をしている)、ゲームでは解の公式を唱えて発砲しながら姿を現すなど、原作よりアクの強い人物になっていた。
事故で大木立道を殺害した直後の七原秋也に発砲して現れるも、更に現れた川田章吾のショットガンで負傷し、それでも川田に襲い掛かろうとした為、今度は腹部に被弾してほぼ絶命している。ゲームでは16番目の死亡者。
ゲームには乗り気だったが、特別編では校内バスケ大会の試合を必死に応援しているという一面がある。
余談
男子の学級委員長を務めているが、内海幸枝のようにクラスメイトからの人望はなかったことから、内申書目的でクラス委員になったと思われる。ただし、自分のクラスがプログラムに選ばれたことを聞き、真っ先に声を上げた際に、七原からは何か一言を言ってくれると期待されていた為、クラス委員としては頼りにされていたようだ。