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全日本高校女子サッカー選手権大会

ぜんにほんこうこうじょしさっかーせんしゅけんたいかい

日本国内の高校女子サッカーの頂点を決めるトーナメント大会の一つ。
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概要編集

都道府県代表計48校(※開催地の兵庫県は2校)によって争われる。2023年度までは9地域代表計32校によって争われていた(※1992年度から2004年度までは16校/2005年度から2007年度までは24校)。なお、出場条件の変更に対する緩和措置として、2024年度と2025年度は52校で争われる(※兵庫県に加え、宮城県・東京都・静岡県・大阪府が2校となる)。


本大会は端的に言うと『冬の高校サッカー』の女子版である。ただし、2011年度までは実は夏開催で、冬開催となったのは2012年度からである。この経緯は、2011年度まではインターハイサッカーの女子部門大会がなかったことにより2012年度から同部門が新設された為である。この関係で男子側の大会と異なり、高体連が途中まで主催に名を連ねていた(※現在は男子側の大会と同じく共催の立場である)。また、本大会の冬開催開始に伴って、それまでは高校サッカー部側も出場できていた全日本U-18女子サッカー選手権大会が完全にクラブユースサッカー側限定の全国大会となった(※こちらも冬開催)。


以降、高校女子サッカーにおいて夏と冬のビックタイトルとなる大会が各々確立して今に至る。一方、大会規模の急拡大に対してチーム普及がついていっておらず、現に各地の高校女子サッカー部はまだまだ少ない。特に沖縄県は単独出場チームが無く、合同チームとして大会に臨まざるを得ない有様である。今後の普及に対する課題の1つと言えよう。


メディア中継編集

2012年度の第21回大会からTBS系単独での制作・放映となる。ただし、男子側の冬の大会と異なり、系列各局・一部の系列外局が制作に関わっていない。おまけに大会の開催時期が全国高校ラグビー大会被っていることで、ラグビー大会中継の制作を担当する大阪準キー局のMBSへの協力が仰ぎ難い状況である。メディア中継体制はまだまだ盤石とはいかないようだ。


一方、ネット中継配信に対する着手はかなり早く、メディア中継開始年度からの翌2013年度である第22回大会ではTBS公式サイトを通した配信が開始された。2019年度の第28回大会から2021年度の第30回大会まではTBSに代わりスポーツブルが配信を担当、2022年度の第31回大会はテレ東系との共同動画配信サービスであるParaviで配信、2023年度の第32回大会はU-NEXTで配信、2024年度の第33回大会は1回戦~3回戦までをYouTubeのTBS公式チャンネルで、準々決勝~決勝はTVerでという変則配信を行った。ちょっとコロコロ代わりすぎなので早いとこ配信体制を固定してもらいたいところである。


なお、大会の更なる盛り上げとして応援タレント枠を2021年度の第30回大会から設置した。以下は選出された面々である。

回/年度応援タレント備考
30/2021菊池日菜子女性俳優。大会内での肩書は"応援マネージャー"
31/2022中島颯太男性アイドル。FANTASTICS_from_EXILE_TRIBEのメンバー。かつてはFリーグシュライカー大阪に在籍していた元フットサル選手でもある
32/2023樋口幸平男性俳優。大会内での肩書は"応援リーダー"。かつてはSC相模原のセカンドチームに在籍していた元サッカー選手でもある
33/2024佐野勇斗/曽野舜太両者とも男性アイドルでM!LKのメンバー。両者ともにサッカーを特技とする

歴代結果編集

9地域予選時代編集

出場校数:16編集

回/年度優勝準優勝ベスト4注釈
1/1992聖和学園高校埼玉高校
  • 埼玉栄高校
  • 埼玉県立入間向陽高校
2/1993本庄第一高校啓明女学院高校
  • 石巻市立女子商業高校
  • 聖和学園高校
1.
3/1994埼玉高校啓明女学院高校
  • 石巻市立女子商業高校
  • 広島県立広島皆実高校
4/1995埼玉栄高校埼玉高校
  • 啓明女学院高校
  • 西山高校
5/1996埼玉高校啓明女学院高校
  • 石巻市立女子商業高校
  • 聖和学園高校
6/1997啓明女学院高校埼玉高校
  • 本庄第一高校
  • 京都橘女子高校
7/1998聖和学園高校神村学園高等部
  • 埼玉高校
  • 啓明女学院高校
8/1999湘南女子高校神村学園高等部
  • 聖和学園高校
  • 静岡県立藤枝西高校
9/2000啓明女学院高校湘南学院高校
  • 東京経営短期大学村田女子高校
  • 聖和学園高校
10/2001聖和学園高校湘南学院高校
  • 神村学園高等部
  • 静岡県立藤枝西高校
11/2002常盤木学園高校聖和学園高校
  • 本庄第一高校
  • 鳳凰高校
2.
12/2003鳳凰高校常盤木学園高校
  • 聖和学園高校
  • 日ノ本学園高校
3.
13/2004神村学園高等部常盤木学園高校
  • 北海道文教大学明清高校
  • 聖和学園高校
4.

出場校数:24編集

回/年度優勝準優勝ベスト4注釈
14/2005神村学園高等部常盤木学園高校
  • 桐陽高校
  • 鳳凰高校
15/2006藤枝順心高校常盤木学園高校
  • 湘南学院高校
  • 鳳凰高校
16/2007鳳凰高校神村学園高等部
  • 聖和学園高校
  • 常盤木学園高校

出場校数:32編集

回/年度優勝準優勝ベスト4注釈
17/2008常盤木学園高校鳳凰高校
  • 十文字高校
  • 日ノ本学園高校
18/2009常盤木学園高校神村学園高等部
  • 十文字高校
  • 日本航空高校
19/2010日ノ本学園高校常盤木学園高校
  • 日本航空高校
  • 神村学園高等部
20/2011常盤木学園高校大阪桐蔭高校
  • 修徳高校
  • 十文字高校
21/2012常盤木学園高校神村学園高等部
  • 日ノ本学園高校
  • 京都精華女子高校
5. 6.
22/2013日ノ本学園高校藤枝順心高校
  • 常盤木学園高校
  • 神村学園高等部
23/2014日ノ本学園高校常盤木学園高校
  • 村田女子高校
  • 藤枝順心高校
7.
24/2015藤枝順心高校神村学園高等部
  • 大商学園高校
  • 修徳高校
25/2016十文字高校大商学園高校
  • 神村学園高等部
  • 修徳高校
26/2017藤枝順心高校岡山県作陽高校
  • 福井工業大学附属福井高校
  • 大商学園高校
27/2018星槎国際高校湘南常盤木学園高校
  • 十文字高校
  • 東海大学付属福岡高校
28/2019藤枝順心高校神村学園高等部
  • 修徳高校
  • 大阪学芸高校
29/2020藤枝順心高校岡山県作陽高校
  • 大商学園高校
  • 帝京長岡高校
30/2021神村学園高等部日ノ本学園高校
  • 藤枝順心高校
  • 常盤木学園高校
31/2022藤枝順心高校十文字高校
  • 岡山県作陽高校
  • 日ノ本学園高校
32/2023藤枝順心高校十文字高校
  • 大阪学芸高校
  • 柳ヶ浦高校

47都道府県予選への変更以降編集

出場校数:52編集

回/年度優勝準優勝ベスト4注釈
33/2024藤枝順心高校神村学園高等部
  • 常盤木学園高校
  • 大商学園高校
8.

注釈編集

  1. 石巻市立女子商業高校サッカー部は運営母体である石巻市立女子商業高校が石巻市立女子高校へ吸収統合された為、2014年度を以って解散。
  2. この回は静岡県で開催される。
  3. この回は埼玉県で開催される。
  4. この回より再び静岡県で開催される。(第22回まで)
  5. この回より夏から冬へと開催時期を移動。
  6. TBS系によるメディア中継が開始。
  7. この回より本大会が全国高校選抜大会の1つとなったことに伴い、開催地が再び兵庫県に移る。以降、兵庫県で固定される。
  8. この回から予選方式が9地域予選から47都道府県予選に変更される。

関連タグ編集


  • TBS(JNN) - メディア中継担当。
    • 毎日新聞 - TBS系と縁が深いが主催または後援に入らない。男子側の冬の大会のかつての主催。
  • 読売新聞/日本テレビ(NNN/NNS) - 男子側の冬の大会の後援(前者)と主催の1つ(後者)。

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