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八百八狸

はっぴゃくやだぬき

隠神刑部の眷族たちである化け狸たちの集団。
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概要

伊予松山を収める隠神刑部を頭目とする808匹の化け狸の眷族たちの総称。或いは隠神刑部を指す言葉としても用いられる。808匹は、全員が隠神刑部と奥方の子孫である。神通力や妖術で、天候を安定させたり、悪党を凝らしめたりなど、松山の民と藩に多大な利益をもたらした。

讃岐を治める太三郎狸と共に四国地方全土にその勢力を伸ばし、狐一族の四国上陸を断固阻止するという鉄則を貫き通す事で、四国の人々は狐の害意を被ることなく様々な恩恵を受ける事が出来たという。

ゲゲゲの鬼太郎の八百八狸

ゲゲゲの鬼太郎の世界では強大な妖力を有する刑部狸を筆頭とする悪しき化け狸一族たちという設定となっており、腹鼓を打ち鳴らすその姿こそは一見するとユーモラスではあるものの、その実態は凶暴な人食いの化け物で、かつて蛟龍の力を背景に四国全土にその勢力を伸ばし、それだけには飽き足らずに日本そのものを自分たちの支配下に置こうと目論んでいたが、徳の高い高僧である天海上人によって四国山中の地底深くに封印されてしまった。

それから時は経ち、妖怪の存在そのものを殆ど信じなくなった現代社会において無知な人間たちがダム建設工事の為に何も知らずに封印の護符を剥がしてしまい(第6期では謎の怪人・名無しによって)に、現代に復活を遂げてしまい再び地上に狸の千年王国を建国するために活動を開始する。

なお、手下の化け狸たちは第1期で岩に化ける程度の術しか見せていないが、妖怪であるが故に人間たちの武力による攻撃を一切受け付けない上に、それを補うだけの圧倒的な部隊力と蛟龍や大鯰などの戦力を保有している事。そして持ち前の交渉術及び凶悪さは歴代鬼太郎シリーズに登場する悪い妖怪たちの中でもトップクラスの実力の一角を誇り、あのねずみ男でさえ、いつもの調子でこれからはタヌキの時代だといって一度は鬼太郎たちを裏切るものの、人間たちを支配した際に自分たち以外の妖怪を称えただけで重罪を課すその姿勢を知るや否や彼らが勝利したら自分を含めた他の妖怪たちに未来はないと悟り、再び鬼太郎達に味方したほどである。

一度はその実力を持ってして人間から政権を奪い取り、最終的には人間を奴隷として男性は食料として、女性たちは自分たちに奉仕するメイドにしてこき使おうと目論むが、最終的には目玉親父やねずみ男の活躍により再封印を施され、第1期アニメではそれと同時に妖力が封じられたことを切っ掛けに彼らの地上での拠点である狸城が崩壊し、(おそらく)城と共に運命を共にした。

第6期では力に源にして彼らの生命線ともいえる要石をまなに破壊され全滅した。

なお、彼ら八百八狸が公の前で堂々と活動をした上に一度とはいえ人間たちから政権を奪い取って日本を恐怖で支配した影響で流石に溶解という存在を信じてこなかった人間たちも妖怪の存在を信じざるを得なかったという布石を投じる事となった。

構成メンバー

玄蕃狸(げんばだぬき(1期))、シルクハット狸(3期)、タキシード狸(4期)、団一郎(6期)

CV/野田圭一(第1作)、千葉繁(第3作)、増谷康紀(第4作)、落合福嗣(第6作)

八百八狸の頭目・刑部狸の側近を務める三幹部の1人である化け狸。
3期と4期の名称からも分かるようにタキシードシルクハットを着用したダンディズムで知的な雰囲気を纏った化け狸で、第6期ではそれらに加えて葉巻を愛用しており、“八百八狸”の文字が刻印されている葉巻カッターを常にカチカチさせる癖を持つ。

なお、江戸時代に封印されたのにそんな服装どこから調達したんだと突っ込まれるかもしれないが、もしかすると出島にやって来ていたオランダ船に密航してイギリス見物に行っていた。或いは出島の貿易船にたまたまあったものを拝借したなどと考えれば一応辻褄は合う。

“妖怪大辞典”の巻頭に記されている“昭和40年には妖怪の時代が来る”という予言を引用して自分たちと対立する鬼太郎になぜ人間の見方をするのかと指摘する。なお。第6期では刑部狸本人がこの事を指摘している。ちなみに時代背景を考慮して昭和40年が21世紀へと置き換わっている。また、第4期では狸内閣の外務大臣に立候補していたり、第6期では交渉術に優れている一面を覗かせており、自らが日本の首脳陣に多数の部下を連れて恫喝し、半ば脅し取るような形であるとはいえ人間たちから政権を奪い取ることに成功している。

第3期では狸城建設の現場指揮官としてその手腕を振るっていたが、刑部が封印され妖術が解けた警官たちに追われて、最後は城に要石が落ちた衝撃で倒れてきた鉄骨に潰され絶命するという最期を遂げた。なお、その場にいた彼の部下たちも瓦礫に潰されて全滅している。

第6期では幹部三兄弟の長男であり刑部狸に次ぐナンバー2の地位にふさわしく戦闘能力が高くなり、シルクハットのつばに刃物が仕込んであり、通常時はそれを投げて攻撃する。本気を出すと全身の筋肉が膨張して巨大化し、ねこ娘を圧倒する程の強さを見せた。
しかし、子泣き爺に潰されそうになった弟の団三郎狸を非情にも「勝手にやってろ」と見捨てた(猫娘犬山まなが要石を破壊しに向かってたので、一族の生命線である要石の防衛が最優先である事を考えると仕方ないことだが)

お富狸(おとみだぬき(1期))/ 着物狸(きものだぬき(4期))/ 団二郎(6期)

CV/坪井章子(1期)、田中一成(第4期)、高戸靖広(第6期)

八百八狸の頭目・刑部狸の側近を務める三幹部の化け狸の紅一点。と見せかけて実際には女装をした男(雄)の化け狸。ちなみに第1期では本当に女性という設定になっているのか、中の人は女性となっている。

日本髪着物姿が特徴的な化け狸で、一見すると気風の良い姉後肌のような印象を受けるが、その本質は自分が気に入らない事があると何かにつけて他人に八つ当たりしたり、自分たちの邪魔者になると判断した鬼太郎に対して即刻殺そうと提案する等、残忍かつ好戦的な性格の持ち主で、原作及び第1期では恫喝するような感じで「このおたんこなす!」というのが口癖。
第1期では短刀のようなものを、第4期では、第6期ではを武器として携帯している。
ちなみに何故か第3期には登場していない。第4期では内閣の大蔵大臣に立候補していた。

また、第1期では、再封印されて石化した際に散々事あるごとに引っ張叩いていていたねずみ男に今までの仕返しとばかりに顔を殴られた際に首が胴体と離れて地面に転がっていた事からそのまま落命したものと思われるが、詳細は不明。

団三郎狸(だんさぶろうだぬき(原作・1期))/ 団十郎狸(だんじゅうろうだぬき・第3期))、鉢巻狸(第4期)/ 団三郎(第6期)

CV/北川国彦(第1期)、西尾徳(第3期)、川津泰彦(第4期)、ボルケーノ太田(第6期)

八百八狸の頭目・刑部狸の側近を務める三幹部の1人。新潟県の佐渡ヶ島の狸たちの頭領であった同名の化け狸との関連性は不明だが、もしかすると江戸時代に刑部狸の分門に下ったのか、或いは同姓同名の化け狸なのかもしれない。

何だかんだで義理堅く親分肌であった本家本元とは違って血の気が多く気性が荒い性格をしており、仕留めた一反木綿を自分の新しい褌に使うなど、可なりガラの悪い人物(?)としてかかれている。なお、第4期では狸内閣の建設大臣に立候補していた。

最後は実は死んだ振りをしてにされるという屈辱に耐えながら反撃の機会をうかがっていた一反木綿に首を絞められ絶命するという最期を遂げた。また、第3期では殺されこそされなかったが、四国にある本拠地での戦いで鬼太郎側の妖怪との死闘に敗れて刑部狸共々に封印されるという最期を迎えた。
6期では締め付けてくる一反木綿を逆に引き裂く程の怪力を披露したが、子泣き爺の重さには耐えられなかった。

ちなみに打ち切りで登場していなかったが、第5期では妖怪四十七士の一員として新潟県代表の妖怪として登場するはずであった事が判明している。その事からおそらく第5期では八百八狸に一員としてではなく、伝承通りの立場として登場する予定であった可能性が示唆されるが、詳細については不明。

飛脚狸
CV/大塚芳忠
第3期のみに登場する飛行兵姿の伝令係を務める化け狸。

竹切り狸
CV/草尾毅
本来の伝承などでは八百八狸とは全く関係ないが、第4期のみ八百八狸の関係者として登場しているのでここに記載する。っといっても頭である刑部狸のやり方について行けずに仲間を裏切り、鬼太郎たちに協力する良い化け狸としての立場ではあるが……。

関連項目

隠神刑部 化け狸 ゲゲゲの鬼太郎
魔奴化

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