岐阜県可児市の広見線明智駅から岐阜県加茂郡八百津町の八百津駅までを結んでいた鉄道路線。
蘇水峡や丸山ダムなどの観光地を控えており、かつては新名古屋方面から直通列車が運転されていた。
1984年から閑散線区合理化のためにレールバスが導入され、電化設備を撤去。電車列車の直通が出来なくなった。2001年10月1日に全路線が廃止された。同じ日には揖斐線と竹鼻線の一部区間も廃止されている。
廃線後は東濃鉄道が八百津町から委託を受けて廃止代替バスが運行されている。
跡地は大半が道路用地に転用されたため、廃線跡が明瞭に残っている区間は明智駅から木曽川までのわずかな区間のみ。また、終点の八百津駅は宅地に再開発されたため、八百津駅跡の石碑とわずかながらの線路が住宅地の片隅にあるだけになっている。