「水は、流れゆくものですよ」
概要
アニメ『カードキャプターさくら』の劇場版第1作目。1999年8月公開。
2017年1月には原作の連載開始20周年を記念し、リバイバル上映が行われている。
時系列はアニメ本編の第1期と第2期の間で、さくらの小学4年生の冬休みの出来事である。
尚、『さくら』の劇場版自体はもう1作(『封印されたカード』)公開されているが、本記事では副題のない第1作を取り扱うことにする。
あらすじ
終業式の日、さくらは商店街のくじ引きで特等の香港旅行を引き当てる。予定のある父・藤隆の代わりに雪兎を誘い、桃矢・知世・ケルベロスと共にさくらは香港へ旅立つ。
初めての海外旅行を楽しむさくらだったが、旅行前から見ている謎の女性の夢が気にかかっていた。
ある時夢の中に出てきた鳥を街中で発見し、追いかけた先で里帰りしていた小狼と再会。彼の実家に招かれたさくらは彼の母・夜蘭と出会い、自分が香港へ来たのは夢の中の女性に呼び寄せられたためだと知らされる。
翌日、再び夢の中の鳥を見つけ追いかけたさくらは、鳥が逃げ込んだ店の中で一冊の本を発見。女性の声に引き寄せられるようにその本を開くと、大量の水が溢れ出したちまちのみ込まれてしまう。
気がつくとそこは夢の中の場所で……?
ゲストキャラクター
さくらの夢の中に現れた女性で、彼女を香港へ呼び寄せた張本人。
クロウ・リードと浅からぬ因縁があるようだが……?
小狼の母親。非常に強い魔力の持ち主で、初対面のさくらがクロウカードを所持していることを一瞬で見抜いた。
以上4人は小狼の姉。テンションが高く、李家を訪れたさくらと知世を「可愛い」と絶賛し、桃矢と雪兎に「カッコいい」と飛びついた(そしてしばらく放そうとしなかった)。